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コロナ禍を経験し、後悔しない人生を歩みたいと思うように

「生活支援プロジェクト」のインスタント食品等無料配布会。ピア・サポートのメンバーらにとっても貴重な経験になったそう
コロナ禍による自分自身の変化は、どんなところに感じますか?

伊達:より情報に敏感になりました。これまで人とコミュニケーションを取って情報を得ていたのが、ネットで情報を得ることが不可欠になりましたしね。あとはお金の使い方の見直しもできたと思います。

小西:僕は時間の使い方を意識するようになりました。朝早く起きて大学へ行くという習慣がなくなると生活リズムが崩れ、ダラダラと夜更かしをして時間を無駄にしそうだったので、ちゃんと時間を決めて寝起きするようにしました。おかげでこれまで以上に規則正しい生活が送れるようになり、時間も有効に使えるようになったと感じます。

伊達さん(左)と荒木さん

小野:私はオンライン中心でモチベーションが下がっていた期間の分を取り返そうと、管理栄養士の国家試験に向けて、必死に頑張っているところです。やはり大学に来ると、先生方が間近にいて、すぐそばで友人たちも勉強しているから、モチベーションが上がります。過ぎた時間への反省も含めて、今後はより計画的に動いていきたいと考えるようになりました。

荒木:人とのつながりを、より大切にするようになりました。現在は、交換留学生として日本に来るはずだったイギリスの大学生が、本学の授業をオンラインで受けているので、チャットを使ってサポートをしています。日本の伝統工芸を体験するイベントで知り合った留学生とは、今でも連絡を取り合う仲ですし、人と関われることが本当に楽しいです。コロナ禍を経験したことで、後悔しない人生を歩みたいなと思うようになりました。

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