English Plaza(い~ぷら)

Episode8

English Plaza(い~ぷら) 外国人講師とのふれあいを楽しみながら、
実践的な英語力を磨ける場

勇気を出して飛び込んだ、英語だけの空間。
楽しみながら通い続け、交流を重ねるうちに
語学が目的ではなく、手段になっていた。

横田 雄大さん 経営学部 経営学科 2年次生 ※2022年度取材時

English Plaza(い~ぷら)とは

英語学習の場として無料で開放されている、神戸学院大学の学内施設。アメリカ、カナダ、イギリス、トルコ、メキシコ、エチオピアなど、多国籍な外国人講師との自由なふれあいを通じて、実践的な英語を学ぶことができます。日本語でのサポートもできるよう、日本人スタッフも常駐。授業の空き時間など好きなときに訪ね、フリートークやゲーム、アクティビティや季節に合わせたイベントなどを楽しみながら、コミュニケーション手段としての英語力が高められます。

英語力の高い先輩に勧められ、勇気を出してEnglish Plaza(い~ぷら)に飛び込んだ横田さん。最初は理解が追いつかなかったものの、徐々に会話が楽しめるようになり、異文化への興味が増す。通い詰めるうちにTOEICのスコアが1年間で300点もアップ。積極的な交流を続けるうちに、質問力やコミュニケーション力が鍛えられ、視野も広がった。

苦手意識で敬遠していた英会話の世界。
気がつけば交流を楽しめるように。

高校時代は授業の内容を理解するのにも苦労した英語ができるようになりたいと、大学入学後からTOEIC 600点以上をめざす学部横断型プログラム、「神戸学院カレッジ」に参加。そこで高得点を取っている先輩に勧められたのが、English Plaza(い~ぷら)だった。当初、英語のレベルは同期の平均以下。ネイティブの先生たちとの会話はハードルが高いと感じ、つい「もう少し英語力が上がってから」と敬遠していた。だけど早く追いつきたい。1年次の後期になり、ようやく勇気を出して飛び込んだ。最初はさっぱり聴き取れない。しかし交流を重ねるうちに耳が慣れ、つたないながらも言葉を返せるようになっていった。会話が滞りそうになっても、先生がすぐにヘルプのボールを投げてくれる。気がつけば会話のキャッチボールを楽しめるようになっていた。

苦手意識で敬遠していた英会話の世界。気がつけば交流を楽しめるように。

バディ制度でペアになったイギリス人留学生と書道を体験

アウトプットを前提にインプットする。
積極的になれたし、好奇心も旺盛になった。

2年次になってからは、ほぼ全開室日、「い~ぷら」に通っている。フリートークはもちろん、ゲームやイベントを通じてさまざまな地域出身の人たちと語らい、文化の違いを知るのがとても面白い。わからなかったら、次はわかるようになりたいと、モチベーションも上がる。英語の動画などで学ぶときは、アウトプットを前提にインプットをするようになった。会話に自信がついてきた5月頃、留学生をサポートするスチューデントアシスタントに挑戦してみることに。夏にはマンツーマンで交換留学生をサポートするバディ制度にも名乗りを上げた。選ばれた相手は、イギリス人留学生。好きなゲームやアニメについて時間を忘れて長話をしたのはいい思い出だ。「い~ぷら」に通い始めてから積極的になれたし、好奇心も旺盛になった。

アウトプットを前提にインプットする。積極的になれたし、好奇心も旺盛になった。

自分の常識は、日本人の常識でしかない。
多国籍な環境に身を置き、世界を知った。

「い~ぷら」はいるだけで実質、留学しているようなもの。カルチャーショックを受けた回数は、計りしれない。海外情勢への関心も深まり、視野が広がっていく。自分の常識は、いち日本人の常識でしかない。専攻している経営学の授業でも、日本固有の文化や価値観をより俯瞰できるようになった。最初は400点台後半だったTOEICのスコアも、たった1年で700点台後半に。一連の活動を通じて、英語力はもちろん、質問力やコミュニケーション力も鍛えられた。英語はコミュニケーションの道具。英語を使いこなすには、使い続けるしかない。そんなネイティブ講師からの教えを、楽しみながら実践できたことで、語学が目的ではなく手段になっていた。さらに知識や教養を得て自分の世界を広げ、社会に対する解像度を上げていきたい。

PROFILE

横田 雄大さん

横田 雄大さん経営学部 経営学科 2年次生 ※2022年度取材時

中高時代の吹奏楽部での活動を通じて、組織マネジメントや人材管理に興味をもち、経営学部へ。今後の社会に不可欠な情報系の授業が充実していることが神戸学院大学を選ぶ決め手になったという。現在もOB楽団で吹奏楽の活動を続け、トロンボーンを担当。