オーキャンズ

Episode2

オーキャンズ オープンキャンパスを企画・運営する学生スタッフ

高校生や保護者、地域の方々など
多くの人たちとのふれあいで喜びを知り、
「人を支える仕事」が目標になった。

青野 柚花さん 現代社会学部 社会防災学科 4年次生 ※2022年度取材時

オーキャンズとは

在学生ならではの視点で神戸学院大学の情報を発信しようと、オープンキャンパスの企画や運営を行う学生団体です。学生目線でキャンパス内を案内する「キャンパスツアー」、大学生活について本音で語り合う「ホンネトーク」などのプログラムを高校生や保護者に提供。コミュニケーション力やプレゼンテーション力、チームワークなどが磨ける成長の場にもなっています。

神戸学院大学のオープンキャンパスで接した先輩たちに憧れ、進学後オーキャンズに加入した青野柚花さん。楽しみながらの積極的な姿勢が評価され、次期代表に抜擢。リーダー職の経験もなく最初はうまくいかなかったが、仲間に支えられて成長し、理想の将来像も見えてきた。

キラキラ輝く先輩たちみたいに
自分もなりたいと強く憧れた。

高校3年の6月、通学中の電車内で大阪府北部地震に遭い、防災の重要性を痛感。防災について学べる大学を探し、阪神・淡路大震災の震源地に最も近い神戸学院大学のオープンキャンパスへ。案内してくれたオーキャンズの先輩たちから大学の魅力を教えてもらい、この大学に入学したいと思うと同時に、キラキラ輝く先輩たちみたいに自分もなりたいと強く憧れた。苦手だった英語に対する勉強法の助言や、「頑張れば大丈夫」「来年一緒に活動しよう」といった言葉を励みに、ひたすら努力した。

キラキラ輝く先輩たちみたいに自分もなりたいと強く憧れた。

未経験のリーダーだったけれど
成長の機会だと挑戦することに。

どうしても入学したいと、あきらめずに粘り、後期試験で合格。この経験を受験生に伝えて勇気を与えられればと、念願だったオーキャンズへ。オープンキャンパスで案内した高校生や保護者の方から「いい大学」「入りたい」と言われるのがとびきりうれしかった。ただただ楽しくて積極的に活動していたら、2年次には次期代表に抜擢。これまでリーダーの経験もなく不安だったけれど、成長できるチャンスだと捉えて挑戦することにした。

未経験のリーダーだったけれど成長の機会だと挑戦することに。

さまざまな人との交流を通じて
誰かを支援する目標ができた。

最初はなかなかうまくいかなかった。学生同士のミーテイングでさえ緊張してうまく話せない。だけど周りが察して和ませてくれた。みんなを引っ張れはしないけれど、同じ目線に立ってまとめるリーダーなら目指すことができる。そう考え、後輩も発言しやすい環境を整えた。仲間に支えられながら場数を踏み、気づけば大勢の前でも語れるように。被災地の取材や地域への防災啓発など学びの活動も含め、人との交流が自分の軸にあると確信。誰かを支援する仕事に就きたいという、将来の目標も定まった。

PROFILE

青野 柚花さん

青野 柚花さん現代社会学部 社会防災学科 4年次生 ※2022年度取材時

ゼミでは災害情報の発信について研究。女性目線での防災啓発を目的としたサークル「防災女子」にも所属し、専門知識を生かした「やってみたくなる防災」を地域社会に周知。オーキャンズ同様、「伝え、支える」ことが活動の核になっている。