学びを通じて読み解く力が鍛えられ、
アウトプット能力が向上していった。
「人の役に立ちたい」という漠然とした思いで希望していた公務員。2年次の後半、大学のキャリアセンターへ相談に行った際に知り、加入したのが「行政研究会」だった。まずは職務にも重要な簿記やMOS*の資格取得と並行し、行政機関に関する基礎知識を吸収。元市役所職員である指導者が、難しい事例や言葉をかみ砕き、全員が理解できるまで教えてくれる。決められた仕事をこなすイメージだった行政職員が、実際はとても複雑な課題解決に取り組んでいることがわかった。そして3年次の夏から始まる首長訪問に向け、さまざまな自治体を調査。膨大な情報をインプットする間に、読み解く力が鍛えられた。そこから自分たちなりの意見を模造紙にまとめ、研究会内で発表。何十回と繰り返すなかで、アウトプット能力も向上した。
* Word、Excel、PowerPoint、Accessなどの利用スキルを証明する国際資格、マイクロソフト オフィス スペシャリスト