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フェアトレードへの理解を広げる活動や、外国にルーツを持つ人々との交流の場づくりに取り組む国際班。現在は26人が所属し、大学祭や神戸市内の地域イベント、神戸国際コミュニティセンター(KICC)などで活動しています。
フェアトレードとは、途上国でつくられた製品を適正な価格で扱うことで、生産者の生活支援につなげる取り組みです。これまでに、NPOと協力してフィリピンの女性たちが制作したアクセサリーや現地のジュースを大学祭などで販売してきました。私たち自身、生産地の現状やフェアトレードの意義を学ぶ機会にもなっています。
また、交流活動では、ひな祭りや折り紙、習字、浴衣の着付け体験など、日本文化に親しんでいただける企画を考えています。活動をするうえでは、長い文章や難しい言葉を避け“やさしい日本語”を用いることがモットーです。たとえば言葉を短く区切ったり、実演やジェスチャーを交えたりしながら、誰もが理解しやすい場づくりをめざしています。
国際班の活動では、語学力よりも相手に伝えようとする姿勢や相手を知ろうとする気持ちが何より欠かせません。これからもみんなで協力しながら、多様な人々が互いの文化を楽しく知ることができる場をつくっていきます。
多様な出会いと
学びの時間を大切に。
一人ひとりが
楽しく関われる
国際班にしたい。
ボランティア活動支援室 学生スタッフ
国際班リーダー 武内 優果さん
(グローバル・コミュニケーション学部 グローバル・コミュニケーション学科 2年次生)
高校生の頃に参加したマラソン大会のボランティアで、仲間と協力しながら誰かを支えることにやりがいを感じ、大学でもボランティア活動を続けたいと思うようになりました。国際班を選んだ理由は、学部での学びを実践的に活かせる場ではないかと考えたからです。普段は出会えない方と話したり自分とは異なる文化や考えにふれたりできることは、国際班ならでは。参加者の方々に日本文化を楽しんでもらえた時はもちろん、学生同士で調べ、考え、準備してきたことが形になる瞬間は、何ものにも代えがたい経験です。
また、ボランティア活動支援室には国際班以外に5つの班があり、それぞれの班と交流できるのも刺激になっています。たとえば、毎年行うクリスマス会は子ども班とのコラボレーション企画で、子ども班が工作、国際班がレクリエーションを考えるなど、準備段階から互いの考えを共有しながら進めています。異なる専門性や得意分野を持つ班と関わることで、企画の幅が広がることを実感しています。
リーダーとしてはスタッフが安心して活動できる雰囲気づくりを意識しています。たとえば、企画の準備を進める際には、一人ひとりが意見を出しやすいように声をかけ、感謝の気持ちは言葉にして伝えるようにしています。忙しく、なかなか活動に参加できないスタッフに対しては、個別に連絡を取って、無理なく関われるように支えることも、リーダーの役割です。
一人ひとりの存在があってこその国際班。これからも、みんなが安心して楽しく関われる雰囲気づくりを心がけていきたいです。
文化交流活動
ボランティア活動支援室 学生スタッフ
国際班 髙橋 蓮矢さん
(現代社会学部 現代社会学科 3年次生)
外国にルーツを持つ方々に日本の遊びや文化に触れてもらいながら、参加者と学生の交流を深める活動をしています。2026年6月には「遊んで学ぶ!日本の小学生文化!」という企画を実施し、外国にルーツを持つ子どもたちやその保護者の方々に、日本で親しまれてきた遊びを体験してもらいました。
当日は、けん玉やお手玉といった昔遊びのほか、ハンカチ落としやフルーツバスケットなどを用意。ただ、参加した子どもたちの中には、こうした遊びにはじめて触れる子もいます。そのため、言葉で説明するだけではなく、実際に遊び方を見せ、ジェスチャーを交えながらやり方を伝えるように進行を工夫しました。イメージをつきやすくすることで子どもたちも少しずつ遊び方が分かったようで、楽しそうに取り組んでいた姿が印象に残っています。
さらに、参加者の反応や運営面で気づいたことを振り返り、次の企画に反映できるようみんなで話し合いました。こうした振り返りを生かしながら、これからも参加する方々に楽しんでもらえる内容を考えていきたいです。
国際班に入る前の私は人前で話すことが苦手で、ボランティアも裏方に徹しようと思っていました。しかし、活動を続ける中で少しずつ人と関わることに慣れ、今ではボランティア活動支援室全体のミーティングで司会進行を担うこともあります。思い切って一歩を踏み出した先に、人の笑顔が待っている——なんて素敵なことだろうと感じる日々です。
