創立100年のその先へ─ 中期行動計画で目指す神戸学院のかたちフロントライン

創立100年のその先へ─ 中期行動計画で目指す神戸学院のかたち 次の100年で、大学および附属高等学校の調和ある発展を目指す─。2012年に法人として100周年を迎えた神戸学院では、こうした基本方針のもと「中期行動計画」を策定しました。安定的な財政基盤の確立を図るとともに、大学と附属高等学校における教育体制の強化を目的とした具体策を掲げました。実行計画は、2013年度から2017年度までの5年間。今回のフロントラインでは、主に教育・施設面での具体的施策を紹介します。

神戸学院全体で実施する中期行動計画の推進で2013年からの5年間でさらなる飛躍へ

2012年、学校法人神戸学院は創立100周年を迎え、「神戸学院100年宣言」を発表。この100年宣言に基づき、2013年度から5年間で実施する具体的な施策をまとめたのが「中期行動計画」です。

神戸学院大学においては、建学の精神「真理愛好・個性尊重」を基本とする神戸学院大学憲章、神戸学院大学附属高等学校においては校訓「照顧脚下」「切磋琢磨」に基づき、検討部会・改革プロジェクトなどのさまざまな場において検討されてきた答申を検証し、法人・大学・附属高等学校が中期的に取り組む課題を網羅的にあげて、行動計画を作成しました。

大学では、現代社会学部とグローバル・コミュニケーション学部の開設、D号館の建設と有瀬・ポートアイランド両キャンパスへの移転を含む学部再編、全学教育推進機構の新設、法科大学院で培われてきた学びの学部教育への還元などを具体的施策として推進。附属高等学校のポートアイランドキャンパス近接地への移転により高大連携を一層進めて、学校法人神戸学院としてのさらなる飛躍を図ります。

「中期行動計画」取り組みにおける実施例

  • 現代社会学部の開設(2014年4月/大学)
  • 全学教育推進機構の設置(2014年4月/大学)
  • ポートアイランドキャンパスに新校舎D号館を建設(2015年3月/大学)
  • グローバル・コミュニケーション学部の開設(2015年4月/大学)
  • 附属高等学校のポートアイランドキャンパス近接地への移転(2016年4月/附属高等学校)
神戸学院大学 学長 岡田 豊基

学生が将来の夢を実現できるよう 全力で教育する

2012年に学校法人神戸学院が創立100周年を迎え、さらには、2016年、神戸学院大学が創立50周年を迎えます。私たちは、この2つの周年が“交わる時期”を劇的な変貌の時と捉え、次の100年の第一歩として5カ年計画の「中期行動計画」を策定いたしました。これにより、大学の活性化と附属高等学校との連携強化を推進し、法人としての体制強化を図ってまいります。

「中期行動計画」の実施にあたって、法人の中心となる大学においては、教育と研究機能の強化、そして、地域社会への貢献という3つのテーマを柱とし、それらの力をバランスよく育て向上させることを目指します。特に教育に関しては、学生の学修に対する意欲を高め、個々の能力を伸ばし、学生の満足度の高い教育を目指す必要があります。そのための具体的な取組みとして、授業の満足度を高めるのはもちろん、資格取得や、ゼミ活動、あるいは地域へのボランティアなどに対して手厚い支援を行うなど、社会人としての基礎能力を育み強化することが必要であると考え、現在、具体的な支援策を考えているところです。

「資格を取得し新たな目標ができた」など、学生や保護者の方々に対して目に見える形で成果を出す。これが、神戸学院大学が目指す教育の姿です。その重責を果たすために、私たち神戸学院大学の教職員は全ての力を総動員して全力で取組んでまいります。ぜひ、神戸学院大学で、学生の皆さんも私たちと一緒に夢を実現しましょう。

創立100年のその先へ─ 中期行動計画で目指す神戸学院のかたち
  • plan 01 新学部開設 (現代社会学部 / グローバル•コミュニケーション学部)
  • plan 02 キャンパスの再編と新校舎D号館建設
  • plan 03 全学教育推進機構の充実
  • plan 04 附属高等学校のポートアイランド移転

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