経済学部・木暮ゼミでは「灘の酒リブランディングプロジェクト」に取り組んでいます。兵庫県神戸市と西宮市の沿岸部に位置し「日本一の酒どころ」として知られる「灘五郷」のうち、神戸市に本社を置く老舗酒造会社3社(沢の鶴、菊正宗酒造、白鶴酒造)と協力。 伝統と風土を活かしたこだわりの酒造りや日本酒市場の理解を深め、日本酒の新しいイメージと魅力を学生目線で発見・発信します。このプロジェクトに参加するT.H.さんに話を伺いました。
控えめな私が踏み出した一歩!
学生視点で地域ブランドを支える
今回のリブランディングプロジェクトではリーダーとして、各メーカーへの連絡やチームのまとめ役を担っています。高校までは控えめな性格でしたが、そんな自分を変えたいという思いから神戸学院大学に入学し、大学祭の実行委員などもしながら、少しずつ行動に移していきました。所属する木暮ゼミでは、企業のブランド戦略やPRイベントなどの販売促進に携わる機会が多く、特に以前から興味があった日本酒に関われることにやりがいを感じています。活動を進めるなかで、各社の日本酒が灘五郷の文化の継承や観光振興、地域ブランドの向上まで幅広く貢献していることを実感し、経済学部で学んだ「地域経済学」の理解がさらに深まりました。若者の日本酒離れと言われるなかでも、どうすれば若い世代に日本酒の魅力を伝えられるのか、ゼミのメンバーと一つの企画を作り上げる中で、自分の視野が広がり、地域の魅力を捉える視点も持てるようになりました。
一つひとつの繊細なこだわりに感動!
日本酒の未来と私の目標が交わる
3社とも老舗企業なので「若者の意見は簡単には通らないかも」と思い込んでいました。しかし訪問して話を伺う中で、若手主導の商品開発も盛んに行われていることに驚き、若い世代へアプローチする商品づくりの姿勢や本気度に感銘を受けました。開発担当の方が利き酒(試飲)される様子も現場で確認でき、空気を口に含んだり、鼻への抜け方をチェックするなど、一つひとつが想像以上に繊細で丁寧な作業であることに気づき、そのこだわりに感動。消費者に届くまでの地道な努力の積み重ねを間近で体感でき、貴重な経験となりました。プロジェクトに取り組んだことで、「将来は日本酒メーカーで企画や商品づくりを通して、地域貢献にも携わりたい」という目標が明確に芽生えました。今後は日本酒検定にも挑戦したいと思います。
高校生への一言
教室での講義だけでは
得られない発見から
将来の夢も
現場では、講義やWeb検索だけではわからなかったことがたくさん発見できました。少しでも興味があることには積極的にチャレンジすれば、一歩を踏み出した分、将来の選択肢も増えるはずです。
