Episode9
Episode 9
課外講座・資格サポート

資格取得

神戸学院大学では、公務員対策やその他の資格講座など、学生一人ひとりの志望職種に合わせた多彩なサポートを用意。
資格の総合スクールLECとの連携により、学内で、少ない費用負担での受講を可能にしている。

公務員試験に強い神戸学院大学に進学。
尊敬できる先生や熱意溢れる友人に出会い
夢に向かって全力で走り抜いた。
高野 郁哉
さん
法学部 4年次生
※2023年取材時
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「人の役に立ちたい」熱い思いが芽生えた高校時代。
将来の可能性を広げるため、神戸学院大学へ

高校生の時、人のために役立つ仕事がしたいと思い、警察官になることを意識し始めた。高校卒業後、警察官の道に進むことも考えたが、自分の視野を広げ、もう一度考える時間が欲しいと思った私は、神戸学院大学へ進学した。警察官を含む、公務員試験への対策やキャリア支援が充実していることが進学の決め手だった。
大学では法律を専門に学び、特に刑法に強い興味を抱いた。刑法では、犯罪を被害者側の視点から批判するだけでなく、加害者の境遇や問題点から事件を読み解く。また、再犯率が50%を超える現状から、再犯率を低下させる方策について考えを深めることも。被害者の目線から一律的に捉えてきた犯罪を、加害者の目線、ひいては社会全体の問題として捉える視点が身についた。

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学びと経験を培う日々。
偶然の出会いが、将来を決めるきっかけに。

刑法を学ぶ中で次第に興味を惹かれるようになったのは、心理学や少年司法、少年犯罪に関わる分野だ。3年次生の春、趣味の草野球チームのメンバーで、児童保護施設の職員をしている方からアルバイトの誘いを受けた私は、二つ返事で「行きます」と答えた。私が働き始めた場所は、大阪府の正式な行政機関として、犯罪行為に該当する行為を行った少年や、家庭での虐待を受けていた少年たちを保護し、生活の面倒をみる施設だった。アルバイト先では、子どもたちの食事のお世話をしたり、一緒に遊んだり、ときには勉強を教えたりすることもあった。面倒をみている子どもたちの中には、学校にも家庭にも居場所がなく、ぎりぎりまで追い詰められていたところを保護された子どももいた。そんな子どもたちの声を聞き、時間を共にする中で、悲しい現実に対する怒りが湧いた。そして、警察官として、子どもたちが直面する現実に立ち向かいたいと強く思った。

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警察官をめざし、全力投球。
努力する分だけ応えてくれる環境が、神戸学院大学にはある。

それからは警察官をめざし、試験勉強に励んだ。私は警察官のほかに検察事務官にも興味があったため、警察官専門のコースではない「国家一般地方上級コース」を履修していた。警察官採用試験とは試験内容が異なる。そこで、警察官対象の講義を受け持っている先生に直接、個別指導をお願いしたところ、快く引き受けてくれた。それからは、筆記試験対策のために引き続き勉強しながら、面接や論文は先生から個別に指導を受ける日々。学内の資格取得講座だからこそ、予備校よりも費用が安いだけでなく、柔軟で綿密なサポートを受けることができた。
公務員試験は、民間企業の就職活動に比べると受験のチャンスが限られており、試験範囲も広いことから厳しい戦いとなる。そんな私を支え、元気づけてくれたのが、同じく公務員をめざす仲間の存在だ。1人で勉強を続けていると自分に甘えそうになるが、タイミングよく話しかけに来ては勉強の質問をしてくれて、モチベーションを高めてくれる。誰よりも努力しているのに、まだまだだと貪欲に勉強をする仲間のストイックさに私は尊敬の念を抱き、また試験勉強に向き合うことができた。

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神戸学院大学で得た、想像以上の経験と出会い。
感謝の気持ちを胸に、新しいステップを踏み出す。

私は春から兵庫県警の警察官として新たなスタートを切る。神戸学院大学で学んだ法律の講義や、大学生活という自由な時間のなかでのさまざまな出会いが、私の視野を広げ、警察官として一歩を踏み出すきっかけをくれた。そして、資格取得講座で柔軟に対応してくれた先生を含め、キャリアセンターでの相談や就活イベントの開催など、数々のサポートをして夢を応援してくれた神戸学院大学に感謝を伝えたい。大学での出会いや経験を忘れず、警察官としてどんな困難も乗り越えていきたい。

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Profile
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高野 郁哉
さん
法学部4年次生
※2023年取材時

「人の役に立つ仕事がしたい」という気持ちから、警察官を志すように。卒業後は警察学校での研修と実習を経て、現場へ配属される。空手・柔術・総合格闘技、硬式野球の経験者で、体力にも自信がある。