Episode7
Episode 7
情報教育

経営学部 データサイエンス専攻

ICTの進展により、企業経営にとって、データ・情報の収集・分析能力の重要性が増している現代。
データサイエンス専攻では、経営戦略に不可欠なICTスキルを身につけ、
科学的経営管理や経営戦略ができる人材育成をめざしている。

数学が好きだったけど、経営にも興味があった私。
データをビジネスや科学に生かし、
未来を拓く力にする。
森岡 由佳
さん
経営学部1年次生
※2023年取材時
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理系だったけど、経営にも興味があった私。
そんな私にぴったりな場所が、神戸学院大学にあった

経営に興味を持ったのは、アルバイトでの経験がきっかけだ。休憩室の壁に、アルバイト先の会社の経営理念や経営状態などについての張り紙がたくさん貼られているのを見て、「自分が経営者になって、会社を動かせたら面白いだろうな」とぼんやり想像していた。高校3年生の進学先を決める際、経営学に惹かれたが、当時、私は理系を選択していた。経営学というと文系のイメージが強く、数学が得意な私は、進学先を決めかねていた。そんな時に、神戸学院大学が経営学部にデータサイエンス専攻を開設したと知った。興味があった経営学を学ぶことができて、しかも得意な数学が生かせるのだ。私は迷うことなく進学先を神戸学院大学に決定した。

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データを操るプロフェッショナルとして、経営を支える人材に。
手厚い指導と優秀な仲間に囲まれ、勉強がスタート

「経営学部経営学科データサイエンス専攻」では、その名の通り、経営学総論や簿記論などの経営学の視点を養いながら、数学や統計学、プログラミングなど、データを操るプロフェッショナルに必要な技術を身につけるための授業が行われている。同級生には高校まで文系だった学生もいれば、理系だった学生も多くおり、初心者からすでにプログラミングを修得している学生までさまざまだ。私は全くの初心者だったが、少人数制のデータサイエンス専攻は先生の指導が手厚く、授業中にわからないことがあれば都度質問ができるので、後れを取る心配はなかった。

経営に興味があって選んだデータサイエンス専攻だが、実はプログラミングにも魅力を感じていた。私はインターネットでゲーム実況を見るのが好きで、インディーゲームの実況を見ているとき「プロでなくても、プログラミングを学べばゲームが作れるんだ!」と興味を持った。大学のプログラミングの授業では、数字がランダムに出る「占い」のプログラムや、「りんご」と入力すると「apple」と表示される簡易的な辞書などを作成したことがある。まだまだ簡単なことしかできないが、少しずつプログラミングのスキルが身についていると感じている。

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スキルを磨いて、アイデアを具現化できるように。
新しい道に向かって、一つひとつ学びを積み重ねていく

データサイエンスを学ぶ中で一番難しいのは、複雑な数学や統計の概念を理解し、プログラミングスキルを磨いていくことだ。はじめに統計学を学ぶことで、データのパターンや傾向を把握し、信頼性の高い情報を得る方法を身につけられる。次に、プログラミングを修得することで、データ処理やモデリングにおいて効率的に作業ができるようになる。データサイエンス専攻の学びは、自分のアイデアを実現する、クリエイティブな学びだと感じている。だから、今は大変でも勉強を積み重ねてスキルを磨いていきたい。

まだデータサイエンスの世界に触れ始めたばかりなので、やりたいことは明確に定まってはいない。ただ、データサイエンスを学べば、データサイエンティストやWEBデザイナーなど、さまざまな職業への可能性が開かれており、どの道も魅力的に感じている。将来も視野に入れて調べを進めてみたいと思うが、まずは、目の前の勉強に集中だ。

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Profile
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森岡 由佳
さん
経営学部1年次生 ※2023年取材時

興味のあった経営学と得意な数学を両方生かせる場所として、本学の「経営学部データサイエンス専攻」に進学した第一期生。将来はデータサイエンスのスキルを発揮して、会社の経営を支える力になりたいと考えている。