神戸学院大学

社会連携

『土曜公開講座』を開催しました

2017/05/31

第73回神戸学院大学土曜公開講座で27日、経営学部の松田裕之教授が「からりと晴れていこう-ビジネスマン福沢諭吉を読み直す-」のテーマで講義しました。自ら実学と実践を両立させた人生モデルとして、改めて福澤諭吉を読み直し、混迷の時代をからりと晴れて生きるためのヒントを探し、ビジネス社会における処世術について説明しました。
まずは福沢諭吉という人物について解説、次に代表的な著書『学問のすゝめ』を読み直しました。日本初の授業料制度や留学生の受け入れなど、多くの「日本初」を生み出した福沢諭吉ですが、その思想の根幹は「個人の独立」にあり、それらを支えるものとして智力(みずから思慮判断できる能力)と経済的な自立が必要であると説きます。智力は実学によって鍛えられ、実学は実践において結実しなければ意味がないため、学ぶだけでなく実践することが大切であるというのが福澤諭吉の主張です。社会の役に立つ実学を身に付けた先には実践があり、福沢諭吉はまさしく実践の人であると紹介しました。
受講者は、「話し方がわかりやすく、福沢の人柄や学問が良く分かった」と話していました。
次回は6月3日に、経済学部の平井健之教授が「日本の財政問題-国の借金は大丈夫か-」をテーマに講義します。政府は道路や公園、教育、社会保障などのさまざまなサービスを提供する一方で、国の借金が膨らみ財政再建が課題となっています。財政の現状や仕組みを解説し、財政運営について考えます。皆さまのご参加をお待ちしています。