常設展示のご案内

未来の暮らしをソウゾウする神戸学院大学 安全・安心‐暮らしと健康‐

本学は、創設者であり初代学長の森茂樹博士が、「将来、予防医療が重視される時代となり、栄養学がその大きな役割を担っていくこと」を強く認識し、日本初の男女共学の栄養学部を設置し開学した大学です。それは、人のくらしを考えるのに「健康、そして暮らしにおける安全と安心」が大切だからだと考えたからです。時代の流れと共に受け継がれ、10 番目の学部が開設された今でも息づく本学のひとつのテーマでもあります。

今回、ナレッジキャピタル The Lab.に、神戸の大学として参加するにあたり、神戸学院大学のテーマの1 つである、「安全・安心」そして「暮らしと健康」をコンセプトに2つの体験型の展示を実施いたします。

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2018年度の開催内容
未来の暮らしをソウゾウする 神戸学院大学 安全・安心-暮らしと健康-

安全・安心 ~暮らし~ 防災の気づきを学ぶ

阪神淡路大震災から24年。震災をきっかけにつくられた学際教育機構 防災・社会貢献ユニットで培ったノウハウを継承・発展させた新たな学科として社会防災学科を2014年4月に開設しました。
その社会防災学科を中心に、神戸から「防災の気づき」を関西の中心都市である大阪で発信します!

展示期間:一期 2018年7月25日(水)~2018年8月20日(月)、二期 2018年12月18日(火)~2019年1月21日(月)
『都市型水害 体験装置』⁄ 現代社会学部 社会防災学科 准教授 中山 学

我々の周りでは、気象の極端化が指摘されています。
平成26年8月豪雨、平成29年7月九州北部豪雨、平成30年7月豪雨など大量の降雨によって、尊い人命が失われ、大きな経済的損失が生じました。

倉敷市真備町の様子(外水氾濫)

福岡市博多駅(内水氾濫)

我々の記憶にも新しい「平成30年7月豪雨」では、死者・行方不明229名(7月22日現在)を数え、「線状降水帯」による広範囲大量の雨で河川の増水や堤防が決壊することも発生しています(外水氾濫)。
右写真:(於:倉敷市真備町)

また、海水温度の上昇や都市のヒートアイランド現象によって、以前では想像できない程の雨量が短時間で降るようになってきました。「ゲリラ豪雨」とも呼ばれています。そのために、現在の下水道施設では、十分処理できない降雨によって都市部で大きな被害が発生しています(内水氾濫)。
右写真:平成15年7月の被害(於:福岡市博多駅)

今回の豪雨では、気象庁よる「特別警報(数十年に一度の大雨となるおそれが大きい場合発表される)」が報道されても、避難行動が遅れた状況が多かったようです。 このような、「外水氾濫」や「内水氾濫」の様子がわかる装置(ジオラマ)をご用意しました。是非、ご来場頂き、洪水によってどのようなメカニズムで災害となり、人の命まで失う懸念が都市域(特に、地下鉄や地下街などの地下空間)に潜むかをその目で感じ取って下さい。

地下空間への流入状況

都市域を模倣したジオラマ

また、「防災」を学ぶ2回生の学生たちが「平成30年7月豪雨」に対する自分たちの意見を発表する企画を組んでおります。彼らの考えに耳を傾けて頂ければ、幸いです。

安全・安心 ~健康~ 健康の大切さを学ぶ

1966年開学当時は、栄養学部のみでしたが、現在では、薬学部、総合リハビリテーション学部と3つの専門性から「健康」を支える学びと研究を行っています。今回は、総合リハビリテーション学部理学療法学科のコンテンツを通して、これからの社会における環境の変化、そして「健康の大切さ」を神戸学院大学から発信します!

展示期間:2018年7月25日(水)~2018年8月20日(月)
『リハビリテーションとセンサリング技術』 ⁄総合リハビリテーション学部 理学療法学科 助教 浅井 剛

従来ヒトの動作を評価するには高額で複雑な機器が必要でした。そのためリハビリテーション医療現場においては、歩き方といった動作に対する客観的な評価は実施されていませんでした。しかし、近年の比較的安価なセンサリング技術の発展によって動作を簡便に定量化することが可能になり、徐々にリハビリテーションの現場でも応用されるようになってきました。

筋電センサはこうしたセンサの一つで、ヒトが動作を意図したときに生じる筋表面の電気の流れを計測することができます。この電気活動を波形として表したものを筋電図といい、筋電図に表された筋電波形を解析することで、ヒトの動作を定量的に評価することが可能になります。

筋電体験の様子

筋電コンテンツ

私たちは筋電センサを含めたセンサリング技術のさらなる臨床応用を目指して、センサによる動作の定量化について研究を行っています。センサを用いた客観的かつ高精度な評価にもとづく、科学的なリハビリテーションが根付くことを目指しています。