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2015年12月18日(金)〜21日(月) 学生ボランティア派遣 報告書

本事業は「ひょうごボランタリープラザ」から補助を受け、実施しております。

標記の件、下記のとおり報告いたします。

プログラム名
宮城県災害支援学生ボランティアバス(大学主催)
日程
2015年12月18日(金)〜21日(月) 3泊4日(2泊は車中泊)

行程・内容

12月18日(金)集合:KPC=神戸学院大学ポートアイランドキャンパス

16:30
KPC D217教室集合、事前研修会
19:00
KPC バスターミナルにバス到着、備品等積み込み
19:30
KPC 出発。バスにて宮城県へ
―バス車中泊―

12月19日(土)

08:00
沿岸部視察(名取市閖上地区)
09:00
名取市箱塚屋敷到着(バスは敷地内に入る=Uターン可能)→備品下しなど
10:00
仮設住宅で活動開始
■高齢者世帯(個別訪問)の掃除/集会所の掃除の手伝い
16:30
活動終了、片付け
17:30
宿泊施設へ向けて出発
18:30
松島町フットボールセンター、就寝前に振り返り、翌日活動打ち合わせ―

12月20日(日)

07:00
起床、朝食、寝具片づけ、部屋の掃き掃除、トイレ・風呂・洗面台の掃除
08:00
宿泊施設出発(バス迎え)=昼の弁当不要
08:45
沿岸部視察(石巻市門脇地区)
09:30
石巻南境団地到着(バスは近隣のミニストップに停車)
10:00
活動開始
■第4団地:@大掃除チーム  ■第5団地:Bクリスマス会チーム
16:00
活動終了 →後片付け、撤収  バス乗車 道の駅上品の郷「ふたごの湯」へ移動
17:00
入浴 ・帰る準備
18:30
出発(バスは駐車場で待機)
19:30頃
SAで夕食、活動の振り返り
−バス車中泊−

12月21日(月)

08:30
KPC帰着 学生、備品等のおろし
09:00
KPC D204教室にて事後研修会
10:00頃
解散

参加者

本学学生19名
(一般申込み9 名、ボランティア団体VAF2 名、ボランティア活動支援室学生スタッフ4名、防災・社会貢献ユニット1名、現代社会学部社会防災学科2名、就業体験講座受講生1名)
引率者2名
森岡寿昭、齊藤 氏寛(KAC 学生支援グループ)

活動詳細

12月18日(金)事前研修会

  • 今回参加するメンバーの自己紹介、活動前の最終確認作業、当日の作業の流れについて話し合いを行った。守田敦子氏(神戸松蔭こころのケア・センター臨床心理士)の協力で、子どもや住民とのかかわり方等の指導を受けた。

12月18日(土)名取市

《沿岸部の視察》(写真)

  • 活動前に沿岸部の視察を行った(閖上地区)


名取市閖上地区 視察の様子(写真)

《名取市仮設住宅 箱塚屋敷団地》


名取市仮設住宅 箱塚屋敷団地付近地図

  • 約100世帯(2015年12月時点)の方が居住されている
  • 集団移転ではなく、様々な地域から集まってできた団地。自治会があり、集会所も活発に活用されている。転出する世帯が増えている様子。空き住戸が出始めている。
年末大掃除
  • 仮設住宅と集会所のエアコンや換気扇等の清掃活動を行った。また、先方よりずんだ餅を用意頂いており、住民の皆さんと一緒に学生たちも調理を行った。
    昼からは、茶話会を開催し、ビンゴ大会を行うなど、住民の皆さんとの交流を図り、楽しい時間を過ごすことができ、住民の皆さんからは喜ばれた。ビンゴ大会の前には、各住宅を回り、アクリルたわしを配付した。


大掃除とアクリルたわし配付の様子(写真)


ずんだ餅&ビンゴ大会の様子(写真)

活動終了後の振り返り
  • 宿舎に移動し、各自で初日の振り返りを行った。その中で「もう少し積極的に話しかければよかった」という声が非常に多く出た。また、「結構深い話となり、どう対応すればよかったのかわからなかった。」という声もあった。
    学生自ら、初日の反省を踏まえたうえで、翌日の活動に繋げたいという意見が出ていた。

12月20日(日)石巻市

(視察写真)

  • 活動前に石巻の沿岸部を視察した。


石巻市門脇地区の様子(写真)

《石巻市仮設住宅 南境第4、5団地》


石巻市仮設住宅 南境団地付近地図

  • 2015年12月時点で第4団地=42世帯、第5団地24世帯の方が居住されている
  • 集団移転ではなく、様々な地域から集まってできた団地。転出する世帯が増えている様子。空き住戸が出始めている。
石巻市南境団地での活動
  • 第4団地 年末大掃除
    到着後、仮設住宅と集会所のエアコンや換気扇等の清掃活動を行った。また、昼食のために住民の皆さんにつみれ汁をご用意頂き、一緒においしく頂いた。
    昼食後は茶話会を行うなど、楽しい時間を過ごすことができ、住民の皆さんからは喜ばれた。


清掃活動と茶話会の様子(写真)

  • 第5団地 クリスマス会
    到着後、早速準備を行う。集会所の飾りつけ。玄関も装飾し、大変喜ばれた。昼食時にはお味噌汁をいただいた。
    クリスマス会始まってすぐに大嶋自治会長さんより大学に対し、感謝状をいただく。三井ハウスさんが来られ、マジックショーを披露した後、ビンゴ大会を開催。最後にみんなで歌を歌い、大いに盛り上がった。今回でクリスマス会が最後になるかもしれないとのことで仮設住宅を退出した方も来られ、かなりの人数が参加してくれた。


クリスマス会の様子(写真)

12月21日(月)事後研修会

【活動終了後の振り返り】(写真)

  • 疲れを癒すためのストレッチ体操、事後のケア(協力:神戸松蔭こころのケア・センター)、二日間の活動を振り返った。以下は参加学生及び引率者の振り返りコメント(一部抜粋)である。


事後研修会の様子(写真)

【事後研修会での学生及び引率者のコメント】

(学生)

  • 現地のひとと話して、不安が柔らいただ。クリスマス会は盛り上がった。
  • 石巻では夏も同じ団地に入った。今回はたくさんお年寄りとお話ができた。仕事も自分で探しながら動けた。
  • 自分で何ができるか不安だった。うまく住民の方とコミュニケーションがとれなかったが、最後に口パクで「ありがとう」といわれたとき、涙が出た。よいメンバーだった、ありがとう。
  • 視察は復旧している部分があると感じた。木が生えていたことが象徴に残っている。
  • 現地にいってみて、テレビの映像ではわからないことを感じることができた。一日目は能力不足を実感したが、二日目は少し改善できた。今後に生かしたい。
  • みんなの動きを見て、もっと成長しなきゃと思った。石巻第4団地の大嶋会長が「ありがとう」と言っていただき感激した。
  • 元気を与えるために行ったのに、石巻でおばあさんと話をして逆に元気をもらった気がする。
  • 衝撃的だったのは視察だ。動かない時計、割れている皿、五年たっても傷跡が残っていた。
    それでも仮設の方が明るくて励まされた。自分も変わろうと思えるきっかけになった。
  • 私は阪神・淡路大震災の年に生まれている。しかし、実際には震災を見ていない。普通の生活の中で意識が薄れていたが、持つべき意識が分かった。
  • 夏に行った時にはどこのお宅でも仏壇があった。誰もが大事な方を亡くしておられる。明るく振る舞って、ただの掃除なのにお礼を言ってもらえた。そのようなおもてなしの精神を学んだ。授業では学べない体験だ。
  • 初めての東北プログラムのリーダーをした。みんなで活動できたことが嬉しい。東北の方の笑顔が、貴重な経験だ。大切にしながら生活したい。

(引率者)

  • 被災地には初めて行った。学生の雰囲気が悪くなることを心配していたが、そんなことはなくチームワークが良かった。消防活動のボランティアをしているが、ホースの消化訓練で、水の圧力で大怪我することもある。心がけ、コミュニケーションで事故を防ぐことをお願いしたい。このタイミングで出会ったメンバーは、経験をこのあとに現地に行く学生に引き継いでいってほしい。
  • 一日目の反省会を二日目に生かせていた。成長していると思えた。たった一日のボランティアで、行かせてもらっている、活動させてもらっている。住民には受け入れの為にいろいろ動いていただいている。また大学の送り出す方にも感謝を忘れずに。たまたま合ったメンバーと言うが僕は必然だと思う。この出会いを大切にしてほしい。

後日、石巻南境第5団地よりいただいた感謝状と記念品を岡田学長に届けた。

以上

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