2025/09/10
9月6日より開催された第60回全日本大学男子ソフトボール選手権(インカレ)にて、本学ソフトボール部が2014年以来の第3位に輝くという功績を果たしました。
ソフトボール部の吉田智行監督のコメントは次の通りです。
「今年のチームは昨年からほとんどのメンバーが入れ替わり、結成当初は力不足のチームでした。試合も勝てない日が続きましたが、決して腐ることなく主将の小田を中心に、全員が地道に努力を重ねたチームです。7月の西日本大学選手権でも2回戦で大敗し、インカレ直前まで試行錯誤は続きましたが、集大成のインカレでは初戦からチームが一丸となって自分たちの良さを存分に発揮することができました。沢山の選手がインカレで勝ち進むごとに成長していったと感じています。今回、11年ぶりの3位という結果を残すことができましたが、時代は移り変わり環境の変化や選手の雰囲気も当然変わりはするものの、改めて日々の努力やチームが心を一つにすることの大切さ、学生スポーツとして競技に真摯に向き合うことのできるチームが勝ち進むことができるのだということを私自身も学ぶことができました。大会期間中は大学関係者や同窓会北陸支部の皆様、保護者の皆様やOBの皆様、各地の高校の先生方等本当に沢山のご声援をいただきまして、チームの大きな力になりました。ありがとうございました」
<功績までの軌跡>
〇昨年のベスト8を越えるべく臨んだ今年のインカレは、初戦で東京理科大学との対戦
2回に9番島崎竜成野手(経営学部3年次生)に3点本塁打が飛び出し先制。その後も8番赤嶺之哉野手(現代社会学部3年次生)、2番濱田大和野手(人文学部2年次生)が本塁打を放つ等、2回以降は毎回得点し、投げては実質先発を務めた神田迅投手(経済学部3年次生)から武政柊斗投手(経済学部4年次生)へと繋ぎ相手打線に得点を与えず11-0の5回コールドで勝利となりました。
〇2回戦は関西リーグ同士の大阪体育大学との対戦
幸先良く初回に2点を先制し、続く2回には主将で4番小田航己野手(経営学部4年次生)の満塁本塁打、9番島崎野手の2試合連続本塁打等で怒涛の9点を奪い勝負を決めました。投げては武政投手が危なげなく完封し12-0の4回コールドで勝利となりました。
〇準々決勝は昨年3位の中央大学との対戦
この試合も実質先発を務めた神田投手が相手投手との息詰まる投手戦を展開。両チームともチャンスは作るが堅守により得点が動かず8回より延長タイブレーク(無死2塁から)となりました。8回表、本学は先頭が倒れ一死となるがここで1番濱田野手が初球を狙い澄まして値千金の特大本塁打を放ち、大きな2点が入りました。その裏1点を失いなおもピンチとなったが、最後は小田野手のファインプレーで併殺となり、大熱戦を制して準決勝に駒を進めました。
〇準決勝は大学王者日本体育大学との対戦となりました。
ここまですべてコールド勝ちと圧倒的な力を見せ連覇を狙う日本体育大学との対戦は、初回に相手4番の本塁打で2点を失い2回にも失点する苦しい展開。Uー23日本代表の相手エースをなかなか攻略できない中、5回に8番赤嶺野手に2点本塁打が飛び出し1点差に迫りました。しかしその後は2本の本塁打を浴び、本学も得点を奪うことができず2-6で敗戦となりました。
同部では「今後もどうぞソフトボール部の応援をよろしくお願いします」と話しています。