減災SCoP(スコップ)^※に所属する学生８人が、11月12日に港島自治連合協議会、港島地区防災対策委員会が主催する港島地区総合防災訓練2023に参加し、「ポーアイ防災ジュニアチーム」とともに会場を盛り上げました。

今年度、港島学園中学部と神戸学院大学附属中学校の有志による「ポーアイ防災ジュニアチーム」は兵庫県少年少女消防クラブ交流大会の出場を目指し、日々、防災競技訓練に励んでいます。減災SCoP(スコップ)は大会に向けて両校に競技指導など活動サポートを実施しており、本訓練ではジュニアチームが防災競技を披露し、日頃の成果を遺憾なく発揮しました。

学生による競技の事前説明後に、ジュニアチームはそれぞれの学校チームに分かれ、対抗戦を行いました。競技は①ロープ結索、②水消火器、③ホース延長、④筒先結合の４種目リレーです。慣れない技術に苦戦する場面もありましたが、会場からたくさんの応援や温かい拍手が送られ、無事に両チームとも完走することができました。兵庫県少年少女消防クラブ交流大会ではより早く、正確に競技に取り組めるよう引き続き訓練していきます。

減災SCoP(スコップ)は競技の準備や運営の中心として動き、さまざまな方々と交流しながら地域の防災意識の向上に努めました。今後も港島地区総合防災訓練・兵庫県少年少女消防クラブ交流大会を目標としつつ、ジュニアチームや地域の方々と連携しながら活動を継続していきます。


※減災SCoP(スコップ)とは
ポーアイ4大学の学生で構成する防災・減災ボランティア団体で、消防士を目指す学生や、地域との関わりに興味がある大学生が所属しています。「SCop」とは「Students Community in Port-Island for Disaster Management Activities」の頭文字で、「備える！　伝える！！　鍛える！！！」を合言葉に「防災啓発」に関するさまざまな活動に取り組んでいます。