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茶道部が滋賀県信楽町の窯元で信楽焼の抹茶茶碗作りを体験しました

2025/08/27

作陶体験を楽しむ茶道部員ら
作陶体験を楽しむ茶道部員ら
窯を見せてもらう茶道部員ら
窯を見せてもらう茶道部員ら
信楽と言えば狸(たぬき)。記念撮影する茶道部員ら
信楽と言えば狸(たぬき)。記念撮影する茶道部員ら
いただいた冷やしうどんの器も狸
いただいた冷やしうどんの器も狸

茶道部が学外活動として8月24日、滋賀県甲賀市信楽町の窯元で信楽焼の抹茶茶碗作りを体験しました。各地で作品展を開き、代々続く信楽焼の陶芸作家の指導を受けて作陶し、茶席で使われる抹茶茶碗が作られる過程や作家の皆さんの苦労を学ぶことができました。

部長の三木優好華さん(人文学部3年次生)ら部員7人が参加しました。最初に窯を見せてもらい、歴史と伝統のある信楽焼についての説明をお聞きしました。いよいよ、工房で作陶に取り掛かり、目の前で見せてもらった陶芸作家の手の動きを頭に描きながら、各自が粘土をもらって手びねりで器の形に仕上げていきました。手探りの難しい作業でしたが、普段は縁の薄い「ものづくり」の喜びを全員が感じました。

出来上がった茶碗は皆違う形で、個性的。陶芸作家に形を整えてもらい、釉薬に浸し、窯で焼いてもらって後日完成します。部員らは「今回作らせてもらった抹茶茶碗は、11月の大学祭での茶会で披露する予定です。手作りのお茶碗でお客様をおもてなしすることを、とても嬉しく思っております」と作品が届く日を楽しみにしています。

部員らはその後、茶碗を作る手回しろくろを使う体験もさせてもらいました。棒でろくろを回すのが難しく、うまく回らなかったり、茶碗の形になる前に崩れたりして、大変盛り上がりました。

三木さんは「茶道部は、皆が協力しながら活動しています。学外活動で、さらに部員同士の仲が深まったと感じます。今回は、茶道部OBの先輩の協力で実現しました。OB・OGとのつながりも大切にしています。陶芸作家の先生ご夫妻には大変お世話になり、作陶だけではなく、さまざまなお心遣いをいただきました」と感謝しています。

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