体育会サッカー部は８月10日〜12日、イタリアの有名プロサッカークラブが未来の選手を養成する「A.C.パルマアカデミー」に所属するマルコ・ガリッリコーチを招き、ポートアイランドキャンパス第１グラウンドで戦術トレーニングなどの指導を受けました。

マルココーチはイタリアのピアチェンツァ出身。A.C.パルマ（現・パルマカルチョ1913）は、エミリア＝ロマーニャ州パルマをホームタウンとし、欧州タイトルの獲得数４回はイタリア国内では４位で、中田英寿氏が所属し活躍したクラブです。

トレーニングはサッカー部員全員が参加しました。指導はイタリア語で行われ、河村優監督が通訳して部員らに伝達。マルココーチはプレーを見ながら、「グッドアイデア」「ナイスボール」と、英語も交えて部員らに声をかけ、丁寧に指導、そしてアドバイスしていました。

指導を受けて、副主将の小野涼平さん（法学部４年次生）は「新鮮で刺激的でした。練習メニューも普段と異なり、勉強になりました。これからのリーグ戦で生かせると思います」、また同副主将の松本祥さん（同）も「一つ一つの動きにこだわってプレーすることを学びました。誰かが動いたら自分もポジショニングを考えないといけない。そのためには、しっかり走らないといけないです」と、改善点を確認していました。

この後、マルココーチは岡田豊基顧問（法学部教授）河村監督、副主将２人と中村恵学長、住智明大学事務局長を表敬訪問し、懇談しました。中村学長は「トレーニングで部員たちの良い点、改善点はどんなところでしたか」と質問。「良い点は教育が行き届いていて、アドバイスを素直に受け入れる姿勢は素晴らしい。改善点は、視野を広くし、解決策を複数以上模索できるようになること」と答えました。

また、マルココーチは「貴重な機会となりました。今後も神戸学院大学サッカー部とのコラボを深めていければ」と中村学長に希望を伝え、中村学長も「一流の選手、コーチと触れ合うことは素晴らしいことです。普段の練習とは違う何かをつかみとってくれたのではないかと期待しています」と、指導に感謝の意を表しました。