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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2025/05/09 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
発音クリニック/Pronunciation Clinic
授業コード
/Class Code
BB01571001
ナンバリングコード
/Numbering Code
GCEe005
開講キャンパス
/Campus
ポートアイランド
開講所属
/Course
グローバル・コミュニケーション学部/Global Communication
年度
/Year
2025年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
後期/AUTUMN
曜日・時限
/Day, Period
月5(後期)/MON5(AUT.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
中西 のりこ/NAKANISHI NORIKO
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
中西 のりこ/NAKANISHI NORIKO グローバル・コミュニケーション学部/Global Communication
授業の方法
/Class Format
◎資料配布の場所は: GCsquare
◎3年次以降に履修可能となる「Communication studies Ⅱ(音声学入門)」を履修するためには、前年度までに、本科目「発音クリニック」において英語音声学の基礎知識を身につけ、単位取得をしていることが望ましい。
授業の目的
/Class Purpose
英語音声学の基礎を身につけると同時に、英語らしい発音を習得することを目的とする。この科目はディプロマポリシーの「1.実践的で高度な外国語の運用ができる」、「3.言語の基礎にある多様な社会、文化、歴史、政治、経済などについて幅広い知識や教養を身に付けることができる」、「4.教育現場で有効な、英語に関する体系的で専門的な知識と指導法を習得することができる」と関連している。
到 達 目 標
/Class Objectives
受講生は英語音声学の基本的概念を説明できるようになる。
受講生は英語らしい発音で発話をすることができるようになる。
授業のキーワード
/Keywords
英語音声学・英語発音・コミュニケーション
授業の進め方
/Method of Instruction
すべての授業回において、授業内と授業外の提出課題があります。
やむを得ず欠席した授業回の課題については各自の責任で挽回してください。
履修するにあたって
/Instruction to Students
多くの課題が課されます。
初回授業時で全体の授業方針についての説明をしますので必ず出席してください。
配布資料や提出課題についての指示はすべてGCsquare上で行います。
各自のPCで以下のサイトにアクセスできることが必須です。
* GCsquare
* Phoneme Counter
* Speech Saver
* Sounds of Englishes
* WASP2
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
授業時間外に必要な学修時間の目安は週1時間です。 
提出課題など
/Quiz,Report,etc
授業内外での提出課題はすべてGCsquare上の指示に従うこと。(メール添付での提出は受理しません。)
提出課題に対するフィードバックはすべてGCsquare上で行う。 
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
予習課題 30%、授業内での活動 30%、授業内テスト 20%、Versantテスト 20% 
テキスト
/Required Texts
中西のりこ.  (2022). 『カタカナ語からはじめる英語の発音』 ひつじ書房.  
ISBN: 978-4894769915
参考図書
/Reference Books
北原真冬, 田嶋圭一 他 (2017). 『音声学を学ぶ人のためのPraat入門』 ひつじ書房.
ISBN: 978-4894768710
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 イントロダクション  科目の概要・課題提出の方法について理解する。自分自身の英語発音の状態を把握する。 Versantテスト(秋)
2 第2回 英語発音練習のメリットと誤解 日本語と英語の音素体系の違いを理解する。 p.iii-12 はじめに・英語発音練習のメリットと誤解
3 第3回 発音・音読学習法 個別音・音声変化・プロソディ・感情表現の練習法について理解する。 p.125-157 発音・音読学習法
4 第4回 辞書の発音表記 IPA と 英和辞書・英英辞書で用いられている発音記号の違いを理解する。 p.13-37 発音記号
5 第5回 母音 母音の発音記号と母音四角形上の位置関係を理解し、Phoneme Counterで発音練習をする。 p.38-40, 49-65 母音 (1)
6 第6回 二重母音 二重母音・R音性母音の発音記号と母音四角形上の位置関係を理解し、Phoneme Counterで発音練習をする。 p.41-43, 66-75 母音 (2)
7 第7回 阻害音 閉鎖音・破擦音・摩擦音の発音記号と子音表での位置関係を理解し、Phoneme Counterで発音練習をする。 p.44-45, 76-89 子音 (1)
8 第8回 共鳴音 鼻音・側音・半母音の発音記号と子音表での位置関係を理解し、Phoneme Counterで発音練習をする。 p.90-101 子音 (2)
9 第9回 子音クラスター 子音クラスターをなす音素配列について理解し、Phoneme Counterで発音練習をする。 p.46-48, 102-105 子音クラスター
10 第10回 連続音声 連結・脱落・同化がどのような環境で起こるのか理解し、Phoneme Counterで発音練習をする。 p.106-112 音声変化
11 第11回 語強勢 語強勢の置き方の概念を理解し、WASP2で自分の発音を確認する。 p.113-115 語強勢
12 第12回 文強勢(リズム) 内容語/機能語の概念を理解し、WASP2で自分の発音を確認する。 p.116-118 文強勢(リズム)
13 第13回 イントネーション ピッチとイントネーションに注意して発話し、WASP2で自分の発音を確認する。 p.119-124 イントネーション
14 第14回 世界の英語
世界諸英語を分析的に聞き取る練習をする。 Sounds of Englishes
15 第15回 発音・音読実践
個別音・音声変化・プロソディ・感情表現の練習法を実践する。 p.125-157 発音・音読学習法 実践
Versantテスト(冬)

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