科目一覧へ戻る | 2025/05/09 現在 |
開講科目名 /Class |
日本の経済とビジネス/Japanese Economics and Business |
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授業コード /Class Code |
BB01421001 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
GCJh004/GCJk003 |
開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
グローバル・コミュニケーション学部/Global Communication |
年度 /Year |
2025年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
水4(後期)/WED4(AUT.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
三好 宏治/MIYOSHI KOJI |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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三好 宏治/MIYOSHI KOJI | 経済学部/Economics |
授業の方法 /Class Format |
講義(対面授業) |
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授業の目的 /Class Purpose |
この科目は、GC学部がDPに掲げる「言語の基礎にある多様な社会、文化、歴史、政治、経済などについて幅広い知識や教養を身に付けることができる」ようになることを目的としている。 さて、金融取引や株式会社、そして政府という制度なしに現代経済は成り立たない。ところが、経済学部や経営学部以外の学生は、それらが何物かを理解していないことが多い。本講義は、日本経済の歩みと現状について説明するが、日本経済の制度的側面についても説明していきたいと思う。 学生が「日本経済全体」を具体的な制度やデータに基づいてイメージできるようになることが本講義の最終目的である。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
①日本経済の全体像について説明できるようになる。 ②日本語で書かれた経済ニュースを理解できるようになる。 ③日本の労働、企業、金融に関する制度的特徴について説明できるようになる。 |
授業のキーワード /Keywords |
人口減少社会、政府、地方自治体、国債、財政赤字、金融市場、株式会社、非正規雇用、 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
学生の興味関心や、時事問題と結びつけるために、講義順番を入れ替える場合がある。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
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授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
毎日30分はニュース番組を見ること。また、毎日、新聞の経済面を読むこと。 講義の予習/復習として、プリント、ノート、参考文献の該当箇所を見直すこと。【合計約45時間】 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
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成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
小テスト100% ただし、出席回数が3分の2に満たない場合は小テストの結果に関係なく不可とする。 |
テキスト /Required Texts |
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参考図書 /Reference Books |
小島隆夫/村田啓子『最新│日本経済入門(第6版)』(日本経済評論社、2020年)。 西野 智彦 『平成金融史 バブル崩壊からアベノミクスまで』(中央公論社、2019年) |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | ガイダンス | フロー循環図やGDPを用いて、経済の全体像を説明する。 | |
2 | 第2回 | 高度経済成長① | 高度経済成長までの日本経済の歩みについて歴史的に説明する。 | |
3 | 第3回 | 高度経済成長② | 高度経済成長までの日本経済の歩みについて理論的に補足説明する。 | |
4 | 第4回 | 高度経済成長③ | 高度経済成長の影としての地方の衰退や高齢化社会の進展について説明する。 | |
5 | 第5回 | 小テスト① | 小テスト第1回目を実施:振り返りと時間調整、補足説明 | |
6 | 第6回 | バブル経済① | プラザ合意とその後の歴史的展開を説明する。 | |
7 | 第7回 | バブル経済② | 日本型の伝統的雇用制度について説明する。 | |
8 | 第8回 | バブル経済③ | 国際的な資本移動と円高不況について説明する。 | |
9 | 第9回 | バブル経済④ | キャピタルゲインと資産価格の形成について説明する | |
10 | 第10回 | 小テスト② | 小テスト第2回目を実施:振り返りと時間調整、補足説明 | |
11 | 第11回 | 長期停滞①:失われた20年 | バブル崩壊からアベノミクスまでの歩みを日本経済の歩みを説明する。 | |
12 | 第12回 | 長期停滞②:市場開放 | 金融国会と日本型ビッグバンについて説明する | |
13 | 第13回 | 長期停滞③:小泉・竹中改革 | 小泉・竹中改革について説明する。 | |
14 | 第14回 | 長期停滞④:アベノミクス | リーマンショックとアベノミクス、および非伝統的金融政策に | |
15 | 第15回 | 小テスト③ | 小テスト第3回目を実施:振り返りと時間調整、補足説明 |