科目一覧へ戻る | 2025/07/08 現在 |
開講科目名 /Class |
英語学Ⅰ/English Linguistics Ⅰ |
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授業コード /Class Code |
BB00691001 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
GCEh006 |
開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
グローバル・コミュニケーション学部/Global Communication |
年度 /Year |
2025年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
水1(前期)/WED1(SPR.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
仁科 恭徳/NISHINA YASUNORI |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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仁科 恭徳/NISHINA YASUNORI | グローバル・コミュニケーション学部/Global Communication |
授業の方法 /Class Format |
対面授業(受講者数に応じて、輪読、演習、あるいは講義)+オンデマンド授業 特別警報(すべての特別警報)または暴風警報発令の場合(大雨、洪水警報等は対象外)の本科目の取扱いについて⇒授業を実施します。ただし、避難指示、避難勧告が発令されている場合はご自身の安全を最優先にし、自治体の指示に従って行動してください。 仁科恭徳 <ynishina@gc.kobegakuin.ac.jp> |
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授業の目的 /Class Purpose |
この授業では、ディプロマポリシーの中でも、特に「3. 言語の基礎にある多様な社会、文化、歴史、政治、経済などについて幅広い知識や教養を身に付けることができる」と「4. (英語コース)教育現場で有効な、英語に関する体系的で専門的な知識と指導法を習得することができる」の双方に主眼をおいている。特に、「ことば」とは何かについて、科学的アプローチで得られた知見や、そこに到達するために用いられた手段・方法について概観する。日本語と比較しつつ英語を主たる対象として、標準的な分析の方法について学ぶ。言語の一般的特質や、動物と人間言語の違いについて基礎的理解を図った後、「音のしくみ(音声学・音韻論)」「語のしくみ(形態論)」「文のしくみ(統語論)」「語や文の意味(意味論)」「語用論」について理解を深める。重要項目について正確に把握するだけでなく、身の回りの言語現象に、理解した分析方法を適用して考察を行う。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
・言語の起源に関する諸説に関して説明することができる。 ・動物言語と人間語の違いに関して説明することができる。 ・語形成・形態論の基本概念に関して説明することができる。 ・与えられた文に対して適切に樹形図を書くことができる。 ・与えられた文に対して適切に意味役割を付与して分析できる。 |
授業のキーワード /Keywords |
English Linguistics, Semantics, Syntax, etc |
授業の進め方 /Method of Instruction |
履修者数に応じて、輪読、講義、プレゼンテーション、グループワークなど進め方が異なる。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
授業計画や進行速度は授業の状況や履修者のレベルによって変更になることがある。教職科目であることから、厳しい授業になることもある。真面目に取り組む学生のみ、履修して頂きたい。 |
授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
毎回、テキストで扱われる内容の予習(とプレゼンテーション準備)で最低1時間、講義内容の復習においても最低1時間以上が必要である。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
学習内容を確認する試験やレポートなどを課す予定である(受講者数に応じて対応する)。また、そのフィードバックに関しては、授業内や研究室等で随時実施する。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
(授業態度や言動が良好という前提において) 授業への貢献(質問、ディスカッションなど)30% プレゼンテーション、テスト、輪読内容など 60% *ただし、将来教壇に立つ教員養成のための授業でもあるので、授業態度などその資質に合わない言動をとる者は単位取得不可となることもある。 |
テキスト /Required Texts |
George Yule. The study of language (the 7th Edition) [Cambridge University Press] その他(適時、英語の文献を指示する) |
参考図書 /Reference Books |
『英語学概論 増強版』(くろしお出版) 『英語習得の「常識」「非常識」第二言語習得からの検証』(大修館書店) 『英語教師のための第二言語習得論入門』(大修館書店) |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | イントロダクション | ガイダンス、英語学I概要 | |
2 | 第2回 | 言語の起源 | The origins of language (言語の起源)について学ぶ。 | |
3 | 第3回 | 動物言語と人間語 | Animals and human language: Properties of human language (動物言語と人間語:人間語の性質)について学ぶ。 | |
4 | 第4回 | 語形成 | Word formation (語形成)について学ぶ。 | |
5 | 第5回 | 形態論 | Morphology (形態論)について学ぶ。 | |
6 | 第6回 | 意味論 | Semantics (意味論)について学ぶ。 | |
7 | 第7回 | 語用論 | Pragmatics(語用論)について学ぶ。 | |
8 | 第8回 | 談話分析 | Discourse Analysis (談話分析)について学ぶ。 | |
9 | 第9回 | 言語と脳 | Language and the Brain(言語と脳)について学ぶ。 | |
10 | 第10回 | 第一言語習得・第二言語習得 | First Language Acquisition (第一言語習得)について学ぶ。Second Language Acquisition/Learning (第二言語習得/学習)について学ぶ。 | |
11 | 第11回(オンデマンド) | Chimpanzees and Language | The Controversy / Kanzi / Using Language | ムードル上でオンランオンデマンド授業 |
12 | 第12回 | Word Formation1 | Neologisms / Etymology / Borrowing | |
13 | 第13回 | Word Formation2 | Compounding / Clipping / Conversion | |
14 | 第14回 | Word Formation3 | Coinage / Derivation / Multiple Processes | |
15 | 第15回(オンデマンド) | 振り返りとまとめ(オンデマンド) | 英語学1で学んだことを全体的に復習する。英語学Iまとめ、学生によるコメント、フィードバックなど(オンデマンド) | ムードル上でオンランオンデマンド授業 |