科目一覧へ戻る | 2024/09/06 現在 |
開講科目名 /Class |
地域文化理解Ⅳ/Understanding of Regional Cultures Ⅳ |
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授業コード /Class Code |
BB00651001 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
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開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
グローバル・コミュニケーション学部/Global Communication |
年度 /Year |
2024年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
水1(後期)/WED1(AUT.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
為村 啓二/IMURA KEIJI |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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為村 啓二/IMURA KEIJI | グローバル・コミュニケーション学部/Global Communication |
授業の方法 /Class Format |
パワーポイントを使った講義形式で授業を進める。毎回の授業の終わりに、 理解度を把握するために小レポートを課す。 特別警報(すべての特別警報)または暴風警報発令の場合(大雨、洪水警報等は対象外)の本科目の取扱いについて ⇒授業を実施します。 ただし、避難指示、避難勧告が発令されている場合はご自身の安全を最優先にし、自治体の指示に従って行動してください。 |
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授業の目的 /Class Purpose |
本講義科目は、ディプロマポリシーの中でも「3.言語の基礎にある多様な社会、文化、歴史、政治、経済などについて幅広い知識や教養を身に付けることができる」ことを目的としている。また、「地域文化理解Ⅳ」では英語圏の文化など様々側面を学ぶ事により、異文化間コミュニケーションに必要な基礎知識を提供する事を目指す。江戸時代開国を迫ったアメリカと文化交流が始まり、戦後特にアメリカ文化に大きく影響を受けた日本。そのアメリカ文化の原点を分析する事によりアメリカの本質を理解し円滑なコミュニケーションを目指す。 なお、この授業の担当者は、外資系航空会社で営業、マーケティング業務を30年以上経験している、実務経験のある教員であるので、より実践的な観点からアメリカ社会の現状や経済的側面からを解説出来る。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
1)英語圏文化を理解するための基本的な歴史的背景を理解することが出来るようにする。 2)米国文化、宗教、政治を通じて米国社会への理解を深め、異文化理解のアプローチが出来るようになる。 3)異質な文化を深く理解することにより、コミニュケーションに必要な寛容力と対応力を身につけることが出来る。 |
授業のキーワード /Keywords |
清教徒 北米文化 英語圏歴史 宗教 政治 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
インタラクティブな講義形式の授業を行います。その為には予習・復習は勿論の事、自身の考えをまとめ発表する事が必要とされます。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
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授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
授業で学習した内容を必ず1時間ほど復習して下さい。また、課題を出した際には必ず予習として事前学習が必要となります。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
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成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
授業への積極的参加や取り組み、提出課題などを総合して評価します。 授業での参加、毎回出席カードへの感想など70% レポート試験30% 期末テストは行いませんが、最終授業日にレポート試験を実施する。 |
テキスト /Required Texts |
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参考図書 /Reference Books |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | オリエンテーション | イントロダクション、講義内容、講義方法、目標設定。 | |
2 | 第2回 | アメリカ合衆国の歴史1 | イギリスから入植した清教徒達がアメリカ合衆国を建国し、その後如何に大国への道を開いたかを検証する。 | |
3 | 第3回 | アメリカ合衆国の歴史2 | 20世紀を迎えたアメリカは徐々に世界との関わりを強めて、超大国への道を歩んでゆく。その背景にある、民族と宗教、その複雑な環境を生んだ移民の国アメリカが抱える問題を彼らが唱える理念とともに検証してゆく。 | |
4 | 第4回 | 現代のアメリカの姿 | アメリカの国土、風土、自然環境、経済力、交通網などアメリカ合衆国の国力を検証する。 | |
5 | 第5回 | アメリカ文学と芸術 | アメリカ文学は独立以前の植民地時代に始まり、多くの著名な作家が生まれた。この授業ではそれぞれの時代の代表作を検証し、文学を通じて宗教、人種、社会問題などの問題を考察する。 | |
6 | 第6回 | アメリカ音楽と映画 | アメリカが生んだ多様な音楽は移民、奴隷などから大きく影響を受けている。カントリー、ジャズ、ゴスペルなど幅広い音楽は世界に発信を続けている。また、映画の世界で「ハリウッド」が代表する一大映画大国へと成長した。これらの音楽、映画文化が「エンタテインメント産業」として世界にどのように影響し、アメリカに何をもたらしたのかを検証する。 | |
7 | 第7回 | アメリカの宗教と民族 | イギリスより大陸に渡ったプロテスタントが合衆国建国の基礎を築いたが、多民族国家であるアメリカには多くの宗教が存在している。アイルランド、イタリア移民のカトリック教、ユダヤ人のユダヤ教、その他イスラム。仏教、ヒンドゥなど多種多様である。アメリカの人種問題とともに宗教が与える影響について考察する。 | |
8 | 第8回 | アメリカのスポーツ | 近代スポーツの多くはイギリスで誕生したが、その後アメリカでは野球、バスケットボール、アメリカン・フットボールなど独自のスポーツが発展した。また、プロスポーツとしてゴルフ、アイスホッケー、テニスなどアメリカではこれらのスポーツが盛んである。アメリカにおけるスポーツの歴史とスポーツビジネスなどを学ぶ。 | |
9 | 第9回 | アメリカの政治、大統領制 | アメリカの大統領選は世界の注目を集め、その動向が世界の政治・経済に多大な影響を与えている。大統領を頂点としたアメリカの政治の構造を分析し、その特徴を明らかにする。 | |
10 | 第10回 | ウォルストリート 経済大国への道 | アメリカ経済の中心、ニューヨーク・ウオール街。今や世界一の国際金融市場の主導権を握っている。アメリカの持つ経済的影響力とその力の本質を分析する。またアメリカの主要産業であるIT分野の現状とその将来を検証する。 | |
11 | 第11回 | アメリカ人とは アメリカ人気質 | 建国精神、宗教、風土などの歴史の中で培われたアメリカ人を多方面より分析することにより、アメリカ人とは、アメリカ人気質を分析する。 | |
12 | 第12回 | アメリカの教育制度 | 独立当時はイギリスの影響を受けていたが、時代とともに独自の発展を遂げてきたアメリカの教育制度。今日ではあらゆる分野で世界最高峰の教育を提供しているアメリカの教育制度の実態を検証する。 | |
13 | 第13回 | アメリカ映像文化とメディア | アメリカを代表する産業となった映画界。ハリウッド映画界を作り上げた栄光の歴史を紐解くとともに政治、社会、宗教、人種問題を取り上げる映画が持つ力とその魅力を掘り下げる。また、アメリカのメディア産業は世界に情報を発信し、その影響力は計り知れない。これら一大産業の現状とその課題に考察を加える。 | |
14 | 第14回 | アメリカの光と影 差別、犯罪、銃規制 | アメリカ社会が抱える社会問題。その歴史は大陸に移住した頃に端を発する。アメリカが抱える現代社会の諸問題を歴史とともに理解する。 | |
15 | 第15回 | 世界の中のアメリカ これから進むべき道 | 栄光と挫折、希望と失望、人種と宗教、先住民と移民、貧困と大富豪 あらゆる側面を同時に持ち合わせた巨大国家アメリカがこれから進んで行く道には様々な試練が待ち構える。アメリカのリーダー達はこの局面に対して打開策を打ち出せるのだろうか。 |