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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2025/05/09 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
グローバル・コミュニケーション入門/Introduction to Global Communication
授業コード
/Class Code
BB00061001
ナンバリングコード
/Numbering Code
GCCa002/GCEa002/GCJa002
開講キャンパス
/Campus
ポートアイランド
開講所属
/Course
グローバル・コミュニケーション学部/Global Communication
年度
/Year
2025年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
後期/AUTUMN
曜日・時限
/Day, Period
水1(後期)/WED1(AUT.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
森下 美和/MORISHITA MIWA
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
下岡 邦子/SHIMOOKA KUNIKO グローバル・コミュニケーション学部/Global Communication
千田 豊/SENDA YUTAKA グローバル・コミュニケーション学部/Global Communication
森下 美和/MORISHITA MIWA グローバル・コミュニケーション学部/Global Communication
授業の方法
/Class Format
講義、演習、実習 対面授業
オンライン授業になった場合の指示および資料配布場所: GCsquare
授業の目的
/Class Purpose
この授業科目は以下のディプロマ・ポリシーと深く関係する科目である。
2. 他者と協調、協働できるコミュニケーション力を持つことができる。
3. 言語の基礎にある多様な社会、文化、歴史、政治などについて幅広い知識や教養を身に付けることができる。

この授業科目は「学部共通科目群」に属し,「異文化コミュニケーション論」や「グローバル化と言語」といった科目の基礎科目として位置づけられる。国境を越えた人・モノ・情報の移動が盛んになっているグローバルな現代において,異なる言語や文化を持つ人間同士のコミュニケーションについての知識を修得し,その重要性が理解できることを目的とする。
到 達 目 標
/Class Objectives
以下について興味を持ち,適切な方法を用いて意見を述べることができる。
・コミュニケーションの多様性と普遍性
・企業とコミュニケーション
・社会と言語の多様性
・他者への好奇心と他者感覚の定義とその重要性
・異文化理解と異文化コミュニケーション
・多文化共生における言語の位置づけ
授業のキーワード
/Keywords
異文化理解、多文化共生、グローバル・コミュニケーション
授業の進め方
/Method of Instruction
千田、下岡、森下の3人の教員がオムニバス形式で講義をする。また、ゲストスピーカーによる講演を行うこともある。
履修するにあたって
/Instruction to Students
この講義については座席指定を行うため、Moodleに掲示した座席表の通りに着席すること。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
授業時間外に必要な学修時間の目安は週1時間である。 
提出課題など
/Quiz,Report,etc
各回担当教員の指示に従い、提出すること。 
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
成績評価の前提として全授業回数の3分の2以上の出席を必要とする。出席が3分の2に達さない場合(欠席が3分の1の5回に達した場合)は単位を認めないので注意すること。

平常点(60%)、レポート(もしくは試験)(40%)
平常点には授業中の貢献度(態度・質疑・発表を含める)などが含まれる。 

※各教員が担当の初回に成績評価について説明を行う。
テキスト
/Required Texts
適宜プリントを配布する。
参考図書
/Reference Books
授業中に適宜指示する。
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 世界の歴史と中国史 世界史や中国史を学ぶ意義や、中国史の基礎知識について学びます。(千田)
2 第2回 中国映画やドラマからみる中国史 中国ドラマや映画から、中国の都だった長安が国際都市としてどれほど発展していたかを学びます。(千田)
3 第3回 国際都市から旅立つ旅人たち 国際都市長安から、様々な場所に旅立った、当時の中国人の旅行記から、その苦難と使命を考察します。(千田)
4 第4回 日本から中国への留学体験記 9世紀に中国へ渡った円仁という僧の人生と、中国での生活について追体験を試みます。(千田)
5 第5回 中国の生活と現在 昔の中国の人々がどのような生活をし、それが現在にどのように繋がり、世界や日本と関わっているのか、ということを考えます。(千田)
6 第6回 日本の近現代史と日本語教育  近現代の日本がどのような目的で日本語教育を行ってきたかを学び、「私たちはなぜ外国語を学ぶのか」について改めて考えます。(下岡) 
7 第7回 日本国内の日本語学習者  日本国内にいる多様な日本語学習者とその背景について学び、そのような人々との共生のあり方について考えます。(下岡) 
8 第8回 外国籍児童生徒への日本語教育
日本国内にいる日本語学習者のうち、外国籍児童生徒に焦点を当てて、彼らの現状や直面している課題について理解します。(下岡)
9 第9回 日本語の特徴と様々な日本語  日本語の特徴と多様性について学び、言語を相対化して捉える視点を身につけます。(下岡) 
10 第10回 やさしい日本語  「やさしい日本語」という考え方と意義を学びます。また、「やさしい日本語」の実践を通して、「異文化コミュニケーション=外国語」という固定観念を取り払います。(下岡) 
11 第11回 現代アート入門:イントロダクション 現代アートに込められた社会的メッセージは、私たちの生活や社会に大きな影響を与えています。いま現代アートを学ぶ意義について学びます。(森下)
12 第12回 西洋美術史概観 現代アートを学ぶにあたり、最低限必要と考えられる西洋美術史の基礎について学びます。 (森下)
13 第13回 日本の現代アート 草間弥生、村上隆、奈良美智など、世界で注目されている日本の現代アートについて、インバウンド観光の観点から学びます。(森下)
14 第14回 世界の現代アート 世界各地で注目されている現代アートについて、主に教員が実際に現地を訪れた際の生きたデータから学びます。 (森下)
15 第15回 理解度テスト(レポート) これまでに学んだ内容について、いくつかのテーマの中からひとつを選び、授業内でレポートをまとめて提出してもらいます。(森下)

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