科目一覧へ戻る | 2024/04/11 現在 |
開講科目名 /Class |
人間行動論特別研究(3年次)/Special Studies in Human Behavior |
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授業コード /Class Code |
K050051002 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
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開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
博士/ |
年度 /Year |
2024年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
通年/FULL-YEAR |
曜日・時限 /Day, Period |
水3/WED3 |
単位数 /Credits |
4.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
用田 政晴/YODA MASAHARU |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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用田 政晴/YODA MASAHARU | 人文学科/Humanities |
授業の方法 /Class Format |
演習(状況により遠隔で実施) |
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授業の目的 /Class Purpose |
本講義科目は人間文化学研究科博士後期課程人間行動論専攻の演習科目として位置づけられ、人間環境論講座の連携した指導のもとでおこなわれます。博士論文の大筋を院生・教員共同で検討し、人間文化研究科のDPに示されている「高度な専門知識と技能を習得し、それを実際に運用する」知識・技能を教授し、「自立した研究者・教育者・専門実務家として独創的な研究を行い、これぞれの領域で先導的役割を果たすことができる」思考・判断・表現を指導し、あわせて「学界および社会において主体的に行動し、高い研究倫理を備えた研究者として活躍することができる」意欲・態度を育成することを目的とします。なお、実務経験のある教員による授業科目であり、担当は26年間の博物館学芸員および10年間の県教育委員会文化財保護担当職員としての経験を有しています。よって、文化遺産・自然遺産の保護と活用などの文化行政に精通し、実践的な政策議論が可能です。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
博士論文執筆に要する、高度な専門的かつ総合的な研究能力が備わり、その研究成果を教育の場や実社会において実践できる態度が身につくことをめざします。 |
授業のキーワード /Keywords |
実用的理論形成手法 現象論的段階 実体論的段階 本質論的段階 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
博士論文研究テーマに沿って対話的に進めます。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
1.高度な専門知識と技能を習得し、それを実際に運用することができるよう独創的な研究を行ってください。 2.自らの領域で先導的役割を果たすことをめざしてください。 3.大学や学界および社会にあって主体的に行動し、高い研究倫理を備えた研究者をめざしてください。 |
授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
授業外でも各自でリサーチワークとコースワークを両立させ、フィールドワークも含めて最大限の時間をあてて博士論文研究とりくむようにしてください。具体的な方法はテーマに応じて指導します。(毎週6時間以上) |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
1.研究内容提示の際は,発表内容をまとめた資料(提出日、氏名、資料頁、出典明示)を作成して提出し、評価できる点,改善すべき点については,毎回コメントします。 2.発表の後、修正したものを点検して発表週内に指導教員に提出し、教員はこれを点検、必要に応じてコメントをします。 3.中間発表、学会等発表前には,指定の日時に草稿を提出してもらいます。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
研究内容・意見交換への参加・コメント内容50%、中間報告書を始めとする課題提出50%をあわせて評価します。 それらの評価基準は、高度な専門的知識と技能が修得できているか、それが実際に運用できる独創的な研究であるか、それぞれの領域で先導的役割を果たそうとしているか、大学をはじめさまざまな場面で主体的に行動しているかとします。 なお、中間報告書の提出が期限内におこなわれなかった場合は、評価の対象としません。 |
テキスト /Required Texts |
授業において適宜、指示・提示します。 |
参考図書 /Reference Books |
授業において適宜、指示・提示します。 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | 研究指導のガイダンス | 研究指導・授業のガイダンスを行い、調査される迷惑、個人情報保護、剽窃防止、研究記録の作成、アカデミックハラスメント防止等に関して、指導する。 |
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2 | 第2回 | 研究上の課題と問題点 | 研究をすすめる上での課題と問題点を検討しながら明らかにする。 | |
3 | 第3回 | 指導者の研究方法から学ぶ1 | 方法論の先行研究について検討する。 | |
4 | 第4回 | 研究計画の展望 | 研究計画案の作成に向けて検討する。 | |
5 | 第5回 | フィールドワーク1 |
フィールドワークの地域・時期・方法などの課題について検討。 | |
6 | 第6回 | 研究仮説と先行研究 | 研究課題における仮説と先行研究について検討する。 | |
7 | 第7回 | 問いと先行研究 2 |
先行研究の中でどういった課題があるか検討する。 | |
8 | 第8回 | 個別研究指導 |
個別の具体的なテーマに沿って検討する。 | |
9 | 第9回 | 先行研究と研究方法1 |
具体的なテーマに沿った先行研究と研究方法について検討する。 | |
10 | 第10回 | 先行研究と研究方法2 | 具体的なテーマに沿った先行研究と研究方法について検討する。 | |
11 | 第11回 | 中間発表1 | 中間の取りまとめを行い、発表して、検討・議論を行う。 | |
12 | 第12回 | 指導者の研究方法から学ぶ2 |
方法論の先行研究について詳しく検討する。 | |
13 | 第13回 | 博士論文の文献整理 | 参考文献・引用文献等の整理を行う。 | |
14 | 第14回 | 博士論文の方法検討 | 博士論文執筆に向けた具体的方法を検討・議論する。 | |
15 | 第15回 | 夏期研究活動の指導 | 夏期における研究活動の在り方について、具体的に課題を明らかにする。 | |
16 | 第16回 | 自他の研究成果のふりかえり1 | 先行研究と自らの研究成果について、その問題点や課題を明らかにする。 | |
17 | 第17回 | フィールドワーク2 |
フィールドワークの地域・時期・方法などの課題についてさらに検討。 | |
18 | 第18回 | 論文構成の見直し1 |
先行研究と自らの研究成果について、その問題点や課題を再度明らかにする。 | |
19 | 第19回 | 論文構成の見直し2 |
先行研究と自らの研究成果について、その問題点や課題を引き続き明らかにする。 | |
20 | 第20回 | 個別研究指導 | 個別の具体的なテーマに沿って詳細に検討する。 | |
21 | 第21回 | 中間発表2 | 中間の取りまとめを行い、発表して、さらに検討・議論を行う。 | |
22 | 第22回 | 研究の総合的検討 | 個別の具体的なテーマに沿って総合的に検討する。 | |
23 | 第23回 | 個別論文指導1 |
個別の具体的なテーマに沿って詳細に検討する。 | |
24 | 第24回 | 個別論文チェック | 個別の具体的なテーマに沿って内容を検討する。 | |
25 | 第25回 | 博士論文構造の検討 | 個別の具体的なテーマに沿って論文構造を検討する。 | |
26 | 第26回 | 中間論文の最終チェック | 個別の具体的なテーマに沿って最終的な検討をする。 | |
27 | 第27回 | 年次のふりかえり(最終論文をめざして | 当該年度の活動を振り返り、検討・議論を行う。 | |
28 | 第28回 | 現時点での口頭試問に対する検討 | 口頭試問における想定質問等も検討する。 | |
29 | 第29回 | 現状での博士論文完成をめざした研究計画の確認 | 最終的な研究計画の検討と修正を行う。 | |
30 | 第30回 | 博士課程での学びについてふりかえる | 総括的な博士論文作成に向けての検討と議論を行う。 |