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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/16 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
分子生物学特論/Advanced Molecular Biology
授業コード
/Class Code
K010041001
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
博士/
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
通年集中/FULL-YEAR INTENSIVE
曜日・時限
/Day, Period
他/OTHERS
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
田村 行識/TAMURA YUKINORI
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
田村 行識/TAMURA YUKINORI 栄養学部/Nutrition
授業の方法
/Class Format
対面授業(講義)
授業の目的
/Class Purpose
本講義では、生命現象および疾患の成因・治療について分子生物学的観点から理解を深めることで、食品薬品総合科学研究科のDPに示す、栄養、食品、薬品、医療の分野に関して、最先端の高度な知識を修得し、研究対象や研究方法を自ら見出し、展開する研究遂行能力を獲得することを目的とする。

なお、本講義は、大学で分生生物学、生化学、病態生化学の分野における研究・指導を行ってきた実務経験のある教員が担当する。
到 達 目 標
/Class Objectives
生命現象および疾患の成因・治療について分子レベルで理解することで、研究および臨床の現場においてその知識を応用できる。
授業のキーワード
/Keywords
遺伝子診断、再生医学、生活習慣病
授業の進め方
/Method of Instruction
講義(遠隔)を中心に進めていく。講義ごとに質疑応答や討論など行い、内容を毎回レポートとしてまとめ、提出してもらう。また、各大学院生の研究分野に関連する分子生物学的な研究論文の抄読も行う。
履修するにあたって
/Instruction to Students
文献紹介や履修大学院生自身の研究分野の紹介など学生参加型の授業があるので、積極的な姿勢で授業に参加してほしい。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
再生医学や代謝性疾患に関わる分子生物学的な研究論文の検索や周辺知識の学習(目安2時間程度)。毎回のレポート作成(目安45分程度)
提出課題など
/Quiz,Report,etc
指定する講義の内容についてまとめたレポートを提出してもらう。なお、提出されたレポートは評価して返却する。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
授業における質疑応答・討論(40%)およびレポート(60%)
テキスト
/Required Texts
プリントを使用する。
参考図書
/Reference Books
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 分子生物学概論 分子生物学と医学の関連性を概説する。
2 第2回 分子生物学基礎① DNAの複製、転写、翻訳など生命現象の基本を概説する。
3 第3回 分子生物学基礎② 細胞内シグナル伝達や、細胞の分化・増殖の仕組みなどについて概説する。
4 第4回 PCR PCR技術の原理や応用、意義について概説する。
5 第5回 次世代シークエンサー 次世代シークエンサーの原理やその応用について概説する。
6 第6回 遺伝子多型 遺伝子多型と疾患との関連性について概説する。
7 第7回 遺伝子診断 遺伝子診断の実際と今後の展望について概説する。
8 第8回 再生医学① 幹細胞研究(iPS細胞やES細胞を用いた研究)について概説する。
9 第9回 再生医学② 組織の修復・再生メカニズムについて概説する。
10 第10回 論文抄読① 再生医学の研究分野あるいは履修大学院生の研究分野に関する最新の分子生物学的研究の論文抄読を行う。
11 第11回 病態の分子生物学① 内臓肥満によって引き起こされる代謝異常の分子機序を概説する。
12 第12回 病態の分子生物学② 糖尿病とその合併症の病態の分子生物学を概説する。
13 第13回 病態の分子生物学③ 血管の分子生物学について概説する。
14 第14回 病態の分子生物学④ 骨粗鬆症やサルコペニアなど筋骨格系異常の分子機序を概説する。
15 第15回 論文抄読② 生活習慣病の研究分野あるいは履修大学院生の研究分野に関する最新の分子生物学的研究の論文紹介を行ってもらう。

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