科目一覧へ戻る | 2025/02/06 現在 |
開講科目名 /Class |
薬学研究Ⅳ/Advanced Research in Pharmaceutical SciencesⅣ |
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授業コード /Class Code |
K000701002 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
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開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
博士/ |
年度 /Year |
2025年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
通年集中/FULL-YEAR INTENSIVE |
曜日・時限 /Day, Period |
他,他/OTHERS,OTHERS |
単位数 /Credits |
4.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
市川 秀喜/ICHIKAWA HIDEKI |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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市川 秀喜/ICHIKAWA HIDEKI | 薬学部/Pharmaceutical Sciences |
授業の方法 /Class Format |
対面授業(実験,演習) |
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授業の目的 /Class Purpose |
この科目は,薬学研究科のDPに示す3項目のうち,1および3を目指す. (DP: http://www.kobegakuin.ac.jp/faculty/graduate_school/pharmacy/) 薬学研究Ⅰ~Ⅲを通じてこれまで自らの手で生み出した一連の研究成果について英文原著論文を作成し,国際的専門誌に投稿・公表する.さらに,研究成果を総括し,既往の研究動向における自らの研究成果の位置づけとその意義や将来展望を含めて博士論文をまとめ,博士論文発表会で報告する.これらの活動を通して,研究規範に則った研究成果の発信方法を身につける. |
到 達 目 標 /Class Objectives |
1)自ら行う実験を通じて得られた研究データを系統立てて集積できる. 2)英文原著論文を作成するために必要な研究データを整理し,関連学術情報を収集できる. 3)自らが関わる研究分野の代表的な学術専門誌を列挙できる. 4)学術論文の作成に際し,筆頭著者,責任著者,共著者の果たすべき役割と責任について説明できる. 5)自らが得た研究成果を適切なクレジットに基づいて原著論文にまとめて投稿に取り組む.(態度) 6)学術論文の投稿に係る一連のプロセスについて説明できる. 7)研究者が遵守すべき倫理規範に則り,研究成果を学術コミュニティや社会に発信できる. 8)自らが実践している研究の意義(新規性,独創性,社会性など)を的確に説明できる. 9)研究成果の効果的なプレゼンテーションを行い,適切な質疑応答と討論ができる.(技能・態度) 10)研究成果を博士学位論文としてまとめることができる.(技能) |
授業のキーワード /Keywords |
学術論文,研究倫理,研究規範,オーサーシップ,クレジット,利益相反,QRP (Questionable Research Practice),ピア・レビュー |
授業の進め方 /Method of Instruction |
到達目標に掲げる項目について,適宜,指導教員とディスカッションを行いながら,自らが主体的に取り組む. |
履修するにあたって /Instruction to Students |
活動全般にわたり,主体的かつ積極的に取り組むことを臨みます. |
授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
日本学術振興会・編「科学の健全な発展のために」(丸善出版)に掲載されている以下の章をあらためて熟読しておくこと. Section III: 研究を進める 5. 研究不正行為とは何か,6. 好ましくない研究行為の回避(pp.46-52) Section IV:研究成果を発表する(pp.61-74) |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
1.研究進捗状況報告書(様式自由) 2.所属研究室の定例研究報告会・セミナー等における発表資料(パワーポイントで作成) 3.英文原著論文の草稿(投稿予定雑誌の投稿規定に沿った所定様式) 1および2に対しては,対話の中でコメントを返します. |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
英文原著論文等の執筆状況(20%),日々の研究活動(主に実験・論文執筆作業)への取組み姿勢(50%),指導教員とのface-to-faceな研究ディスカッションにおける討論態度(20%),学会等での発表状況(10%)を総合的に評価する. |
テキスト /Required Texts |
適宜,指示する. |
参考図書 /Reference Books |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 原著論文の作成と公表 | 自らが獲得した研究成果について,適宜,指導教員とディスカッションを行いながら,英語原著論文にまとめ,原稿を執筆し,国際的専門誌に投稿する.研究内容をブラッシュアップする目的のために,必要に応じて,追加の実験および調査を行う. | ||
2 | 博士学位論文の作成 | 薬学研究Ⅰ~Ⅲを通じて自らが実施した研究により得られた成果ならびに先行研究の調査結果について,指導教員とディスカッションを行いながら,博士学位論文としてまとめる.さらに,博士論文発表会に向けて発表用資料を適切に作成し,プレゼンテー ションおよび質疑応答を行う. |