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総合インフォメーション

  • 2011/03/17 学び合い (神戸学院大学)
    沖縄タイムス2011年2月22日「防災意識高める全国大会 沖大ベスト8入り」
第2回防災・社会貢献ディベート大会について掲載いただきました。
以下、沖縄タイムス(2011年2月22日朝刊29面)より転載

全国の学生や社会人が防災のあり方を議論する「第2回防災・社会貢献ディベート大会」が19日、神戸市の神戸学院大学であり、沖大生による「沖大マブヤーチーム」がベスト8入りを果たした。沖大、沖国、琉大生で構成する「ちゅらしま防衛隊チーム」は実行委員長特別賞を受賞した。県内大学の学生が同大会に参加するのは初めて。
 大会には宮城から沖縄まで19チーム70人が参加し「わが国は災害対策本部を常時設置すべき」という論題に肯定、否定に分かれ論戦した。
 沖大3年の瀬底言さん(21)は「災害時は行政職員も被害者だ。行政を批判するだけではなく、対応の仕方など評価して残していくことが重要」と、災害時の対応に新たな視点を発見したことを強調した。琉大4年の比嘉弓絵さん(22)は「自助力を高めることで周りの人も助けられるのでは」と、災害特の自助力の向上を訴えた。
 消防庁の消防白書によると県内の自主防災組織の結成率(2010年4月時点)は6.6%と全国平均74.4%に比べ圧倒的に低く、災害に対する意識も低い。昨年2月に県内でも震度5弱の地震が発生しており「学生が先頭になって県民の防災意識を高めなければ」と大会参加を決めたという。
 学生らは同大会への参加を機に、自治体などへ市民防災に関する提言を行う計画もあるという。