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総合インフォメーション

  • 2011/02/23 助け合い (工学院大学)
    新宿四谷第六地区で学生たちの協力による「地域防災訓練」を実施しました
2010年11月21日、東京都新宿区四谷第六地区において「地域防災訓練」が行なわれました。

2010年に新宿区からの依頼を受け、まち歩き、地域点検マップの作成、地震災害を想定した地域防災訓練をおこないました。はじめに地域のまち歩きとして、2010年7月に地域の方と地震災害が発生した際に危険となる場所や災害対応に役立つものを、住民の方と学生と一緒に地域を歩きながら、点検を行いました。

 
地域住民と学生による街歩きの様子


まち歩きによって集めた情報を基に、地域の方を中心にワークショップを行い、地域点検マップを作成しました。ワークショップの運営・準備をおこなうにあたり、村上正浩准教授とグローバルリンク市居氏のご指導のもと、学生が中心となって実施しました。

  
住民と学生による点検マップ作製の様子

 
     点検マップ                       点検マップの報告の様子


地域点検マップを作成後、2010年11月21日に新宿区四谷第六地区において、発災対応型防災訓練を実施しました。当日の防災訓練の準備・運営は、村上正浩准教授とグローバルリンク市居氏のご指導のもと、学生が協力して実施しました。発災対応型防災訓練では、地域の方が自宅周辺の火災や建物倒壊、負傷者などの情報を確認し、地域住民の共助によりさまざまな災害対応を行い、その対応した結果や収集した情報を地域本部に集め、地域本部から自治体に情報を提供します。住民の方々は、各地域での対応終了後、一時集合場所に集まり、地域の本部となる小学校に移動しました。その小学校では、地域住民による炊き出し訓練に加え、東京消防庁のご協力により煙体験や起震車、AED訓練などが実施されました。

 
地域の被害情報収集の様子                    火災対応の様子

 
        負傷者対応の様子                    地域本部での防災イベントのお手伝い