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総合インフォメーション

  • 2012/12/27 学び合い (神戸学院大学)
    神戸学院大学プロジェクト実習活動報告
12月14日(金)に神戸学院大学のプロジェクト実習を実施しました。
防災・社会貢献ユニット2回生6人で結成された神戸学院大学のプロジェクトは、神戸市立港島中学校の中学1年生を対象に、「環境問題」をテーマに3回に分けて授業を行います。

今回は「ゴミ問題」をテーマに授業を行いました。
まずパワーポイントを使って、日本のゴミ問題や世界のゴミ問題について説明し、時折ゴミ問題にまつわるクイズを出題。中学生は配られた赤と青の色画用紙を使い、「はい」なら赤を「いいえ」なら青を挙げて答えます。

 

その後、写真を使った「フォトランゲージ」という手法を用いてグループワークを行いました。フィリピンのゴミ山で生活する人々の写真を見ながら、「なぜこの人たちはゴミ山で働いているのか」「自分だったらどうか」というテーマでグループに分かれて、話し合いました。「フォトランゲージ」が初めての中学生たちは最初何を書いていいのかわからず戸惑っているようでしたが、学生が各グループをまわって考えるヒントを与えていくと活発な話し合いが展開されていました。


グループワークの結果は、各班それぞれ模造紙に書いてもらい、発表してもらいました。
最後には、「私たちができること」はどんなことがあるのか、また3R(リデュース、リユース、リサイクル)について見本を用いてわかりやすく説明しました。

 


初めて出前授業を実施した学生は、授業が始まる前はとても緊張していたようですが、「中学生が真剣にゴミ問題について考えてくれてとても嬉しかった」と授業が終わった後には充実した顔を見せていました。
本プロジェクトはあと2回同様に実施され、「原発問題」「温暖化」というテーマで授業を行います。

※プロジェクト実習とは、学生がチームを組んで自らテーマを設定し、企画・実施・運営(予算管理含む)します。最終的に、企画・実施、報告、すべてのプロセス、提出物、報告会でのプレゼンテーションにより総合的に評価し、単位が認定されます。