【CAMPUS】Vol.184 (2017/1/6)


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原一起さん栄養学部栄養学科3年次生栄養について、楽しく学んでほしいと考えてプロジェクトを企画しました。朝から5O人分のお弁当を調製。盛りつけにも気を遣いました。 大学祭で賑わう有瀬キャンパスを会場に、昨年11月5日、6日の2日間、栄養学部の地域食育推進プロジェクトの皆さんによる親子お弁当ラリーが実施されました。参加者は近隣の小学生と保護者、総勢17組。栄養バランスの基本や各家庭の食生活の改善について、常々、大学で学んでいることを地域に還元していくことを考えて企画したプロジェクトです。 準備作業で苦労したのはレシピ作りでした。旬の食材を使い、和食を取り入れ、さらに栄養バランスがとれた理想的なお弁当に仕上げるために試行錯誤を重ね、さらに顧問役の太田淳子先生からも彩りを良くすべきといったアドバイスを受けて作り直すなど、かなり時間がかかりました。努力の甲斐あって出来映えは写真の通り栄養バランスだけでなく、見た目も美しくなりました。 当日は好天にも恵まれ、開催と同時に子どもたちが来てくれました。子どもたちは、まず受付でおもちゃのお弁当箱と小さな手帳を受け取ります。各ポイントで、栄養に関する質問に正解すると手帳に貼るシールと食材のかたちのおもちゃがもらえ、ポイントをすべて回れば、全部の食材が揃い、お弁当箱が完成する仕組みです。ゴールでおもちゃのお弁当箱を本物のお弁当と交換し、お昼に皆で食べました。 プロジェクトリーダーの原一起さんは、一般の方々に栄養に関する知識を伝えることの難しさを感じたようですが、﹁食育の大切さを認識して参加することに決めた﹂という保護者の方もいて、食事後の栄養レクチャーもたいへん好評でした。お弁当を食べるときはもちろんのこと、質問に答え、もらったシールを手帳に貼っている子どもたちの楽しそうな笑顔が印象的でした。学生チャレンジプロジェクト[実践報告]親子お弁当ラリー親子お弁当ラリーラリーで集めたおもちゃの食材をゴールでお弁当と交換!みんなで一緒に楽しいお食事タイム。各ポイントでクイズに答えると、シールとおもちゃの食材をもらうことができます。栄養的にもよく考えられたカラフルなお弁当。肉と魚、どちらかを選べます。栄養学部地域食育推進プロジェクト4NO.1842017.1


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