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各大学の役割について(連携拠点紹介)

助け合い 工学院大学

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助け合い・・・工学院大学 「TKK助け合い連携センター」
TKK助け合い連携センター(画像)

工学院大学は、工学分野から防災を捉え、GIS(地理情報システム)などを駆使した災害時の緊急対応訓練などの新たなシステムを開発し、地域と連携した教育活動を行っています。
TKK助け合い連携センターでは、3大学が平常時に行っている研修・訓練を含めた教育活動を、災害時にともに助け合い活用できるシステムを構築します。また、地域に住む人々に安心を与えられる活動を、自治体の方々と一緒に行うことを目指します。

具体的な助け合いシステムとしては、
平常時には遠隔授業や会議に活用でき、非常時にはホットラインとして機能する遠距離通信システムを整備します。
防災マップ作成や地図情報の提供など行い、非常時における災害情報の収集やボランティア情報の提供など情報共有を行うGISを構築・運用し、3大学だけでなく、地域住民が活用できるようにします。
構築した助け合いシステムを活用して、遠距離通信システムによる遠隔授業を実施し、3大学間で単位互換を可能とします。
3大学の学生と周辺住民が協働し、GIS演習を通して防災マップの作成、災害対策の話し合い、実践的な防災訓練の企画などを行います。

さらに、助け合いシステムによる防災訓練を実施するなど、防災体制の整備をすすめます。
東京・仙台・神戸の各地域での震災を想定し、地域特性に応じた学生・教職員、自治体、地域住民の参加による3大学の共助による防災訓練を実施します。また、3大学間での緊急時対応組織や防災マニュアルなどを整備し、自治体と協力して、被災時に大学および地域が速やかに復旧できる体制を整備します。

助け合いシステムの有効活用を図るために、防災マップなどの地域情報と、被災や交通情報、学生ボランティア派遣など災害時に被災地で役に立つ情報の共有を行う広域防災ネットワークを構築し、3大学および地方自治体・地域の事業者・住民が活用できるものとします。また、関連するシンポジウムや遠隔会議システムを活用した3大学の学生間の会議を開催します。

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