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総合インフォメーション

  • 2010/11/30 分かち合い (東北福祉大学)
    茨城県高萩市で東北福祉大学生たちの指導による「萩っ子防災訓練」を実施しました
2010年11月26日、茨城県高萩市立高萩小学校(児童数445名)において「萩っ子防災訓練」が行なわれました。これは2009年11月、高萩市と東北福祉大学が「防災・減災及び大規模災害時の相互支援に関する協定」を締結、この連携事業の一環として実現したもので、学生たちが大学で取り組んで製作した減災カルタやクイズを使用して児童たちへ防災意識の啓蒙を図りました。

 
茨城県高萩市立高萩小学校


当日は視察に訪れていた草間吉夫高萩市長の「大学と連携しながら行なう防災訓練は茨城県で初めての取組みとなる。災害があった時、自分の身は自分で守るということを 体験を通して学んで貰いたい。」との挨拶に続き、社会貢献活動支援士を目指す学生を含む29名の学生たちの指導で、さんあい体操や減災カルタ、クイズを実施しました。

 
高萩市のキャラクター はぎまろと視察する草間市長(写真左)、防災訓練に参加する児童たち(写真右)



1)東北福祉大学で考案された減災体操「さんあい体操」
TKK3大学連携センターの名称にちなんで「さんあい体操」と名付けられたこの体操は、災害時を含め、満足に体を動かすことのできない状況下で起こりうるエコノミークラス症候群の防止を目的として考案されました。
グラウンドでは学生と児童たちが一緒になり手を伸ばしたり、座ったりと体を動かしていました。この「さんあい体操」を通して、高萩小の児童たちは、災害時においても適度に体を動かすことの大切さを学びました。

 
学生たちの指導で「さんあい体操」を行なう児童たち
         

2)減災クイズで楽しく防災知識を学ぶ
減災クイズでは「教室にいる時に地震が起きたら、机の下にもぐり込む。○か×か」「津波は新幹線のスピードより速い。○か×か」など、社会貢献活動支援士を目指す学生たちが中心となって考案した○×式で答えてもらう減災クイズを出題、児童たちは楽しみながら防災知識を学びました。いざというときにすぐに動けるようにしておくことや自分の身は自分で守ることの重要性を痛感した機会になりました。


減災クイズに答える児童たち

 
○か×か。答えに迷う児童たち(写真左)、先生方も参加する減災クイズ(写真右)



3)減災カルタ大会
市民と東北福祉大の学生とが協働で製作した減災カルタを使用した「減災カルタ大会」では、低学年、中学年、高学年の各グループに分かれた児童たちは「いざというとき 強いのは 人と人とのつながりだ」「家族で話そう避難場所」など学生の読み上げる読み句に合わせて絵札を競い合いながら選んでいました。会場の体育館には児童たちの元気な声が響き、カルタを通して楽しみながら自然な形で防災知識を学んでいました。


 


減災カルタを楽しむ児童たち


このほか、会場には高萩消防署の協力で地震の揺れを体験できる「起震車」、火災が発生した状況を疑似体験できる「煙体験ハウス」が設置され、児童たちは体感を通して防災意識を高めていました。高萩消防署によると、「高萩市では市民対象の防災訓練を一年に一度、実施している。今年のチリ地震津波や近年の豪雨災害などがあり、防災に対して関心が寄せられている。大学と連携しての防災訓練は初めてのケース、防災について学ぶいい機会になったのではないか。」ということです。このような取組みは茨城県内でも初の試みとなり、学生にとっても高萩市の児童達や防災関係者の方々と交流が出来たことはとても有意義だったのではないでしょうか。

今後、今回の経験をきっかけに、日頃どのような心構えが必要か、災害時に自分の身を自分で守るためにはどうしたら良いのか、災害が起きた時にはどうしたら人を救うことが出来るかなど、防災に対し目を向け、次世代を担う防災人として成長してくれることを期待したいものです。

以上