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総合インフォメーション

  • 2010/08/13  (総合)
    神戸新聞 2010年8月12日「TKK連携科目“災害ボランティア学”で支援学ぶ」(朝刊21面)
TKK3大学共同カリキュラムのひとつ「災害ボランティア学」の講義について掲載いただきました。

以下、神戸新聞(2010年8月12日朝刊21面)より転載

豪雨被災地で支援学ぶ

神戸学院大、舞子高生ら
ボランティア佐用で合宿 花植えなどに汗


昨年の県西、北部豪雨で甚大な被害を受けた佐用町で、神戸学院大学(西区)と工学院大学(東京都新宿区)、舞子高校(垂水区)の学生や生徒約90人が、災害ボランティアを体験する2泊3日の合宿をしている。学生らは、被災した住民との交流を深めながら、支援の方法を学んでいる。(小西隆久)

神戸学院大は、被災直後から佐用町で足湯ボランティアなどに取り組んできた。学部を横断し、防災を学ぶ「防災・社会貢献ユニット」があり、講義の一環で合宿を実施。同大学と教育提携協定を結ぶ舞子高からは、生徒有志が参加した。工学院大も神戸学院大と協定を結んでいる。

初日の10日は、被災した家屋を取り壊した空き地で草むしり。11日は2グループに分かれプランターと竹炭作りに挑戦した。完成したプランター約40個にはサルビアなど4種類の花を植え、被災が激しかった久崎商店会の各店舗に配った。最終日の12日は活動報告などをする。

舞子高環境防災科3年柴田重輝君(17)=垂水区潮見が丘=は「被災地のためにできることを続けたい」。2メートル以上浸水した鉄板焼きの店を再開した湯浅章枝さん(80)は、「若い人が気にかけてくれてうれしい。花も大事にしたい」と涙を見せていた。

以上