毎年、メリケンパークで開催されている「こうべ海の盆踊り」は、1993年に始まり神戸の夏の風物詩として親しまれており、全国の民謡や神戸ならではの踊りが楽しめて、国際色豊かな屋台も出揃う、関西最大級の盆踊り大会です。

2020年から新型コロナウイルス感染防止のため残念ながら中止となっており、代わって誰でも気軽にご自宅等で盆踊りを楽しむことができる取り組みとして、「こうべ港音頭」の動画を作成。踊り手として、中央区連合婦人会と共に経営学部の辻幸恵ゼミに所属する、3年次生の濱廣椋雅さん、栗田愛也さん、田中さくらさん、温祖児さん、高山康平さん、東祥吾さんの6人が、メリケンパーク、北野異人館、布引の滝、南京町などで撮影を行い、地域の魅力あふれる動画が完成しました。

動画で踊っている「こうべ港音頭」は、2017年に神戸開港150年を記念して作られたもので、作詞家の南沢純三氏が手がけた歌詞は、神戸市内の名所が軽快なメロディーにのって登場するほか、日本舞踊「花柳流」師範の花柳伊奈輔氏による振り付けには、波を表す手の動きや六甲山を見上げるしぐさ等が取り入れられており、ミナト神戸の魅力をうたった音頭です。

辻ゼミは、2017年に神戸市の協力の下、（株）ブルボンと産官学連携による神戸開港150年記念商品の開発を行っており、その後輩達が神戸市中央区役所からの依頼で「こうべ港音頭」のPRに携わることになりました。

中央区街並みを楽しみながら、誰でも気軽にご自宅で盆踊りを楽しんでいただける動画が完成しましたので、ぜひご覧ください。

◼️公式YouTubeチャンネル「海盆チャンネル」
【動画タイトル】みんなで踊ろう！「こうべ港音頭」
【公開日時】8月13日（金）14：00
【URL】https://youtu.be/okxKoJxe1ZE