神戸学院大学

社会連携

神戸のつどいに理学療法学科が参加しました

2018/08/22

矢田前市長に取り組み説明を行う大島さん
矢田前市長に取り組み説明を行う大島さん
多数の企業の方々もブースに来られました。
多数の企業の方々もブースに来られました。
最後に、主催者の久元神戸市長にも 取組について説明をしました。 (右から大島さん、久元神戸市長、久保さん)
最後に、主催者の久元神戸市長にも 取組について説明をしました。 (右から大島さん、久元神戸市長、久保さん)

8月2日にパレスホテル東京(丸の内)で開催された「神戸のつどい」に理学療法学科OBで総合リハビリテーション学研究科医療リハビリテーション学専攻に所属する、久保宏紀さんと大島 賢典さんが参加しました。

神戸のつどいは、東京で活躍中の神戸にゆかりのある政界、財界、官界などの方々に対して、神戸の新たなステージに向けた主要プロジェクトについて説明やPRを行い、神戸への関心を高めていただく神戸市の取り組みで、今年は約700人が参加。久元喜造市長の開会にはじまり、神戸医療産業都市20周年を記念して、公益財団法人神戸医療産業都市推進機構名誉理事長の井村裕夫先生が挨拶をされました。

本学は神戸市大学連携ブースにおいて「地域高齢者の健康増進及び介護予防を目的とした取り組み」として、理学療法学科の浅井剛助教と福元喜啓助教らが、学科生や大学院生ともに活動をしている高齢者体力測定会等の地域における活動について、矢田前市長や久元市長をはじめに多くの来場者にご紹介をしました。

<参加者の感想>
総合リハビリテーション学研究科医療リハビリテーション学専攻 博士課程 久保 宏紀
パレスホテル東京で開催された「神戸のつどい」に参加し、私たちの研究室が実施する「高齢者体力測定会」について紹介しました。この測定会は大学近辺の地域高齢者を対象とし、各種の身体機能を測定することで自身の健康に目を向けてもらいつつ、介護予防のための運動指導を踏まえたフィードバックを行っています。
イベントでは参加された方々より数々の激励の言葉をいただき嬉しい半面,この取り組みをさらに飛躍していくプレッシャーも感じております。また一般の方に専門的な内容を伝える難しさや無数の領域がある中で自身の視野の狭さも痛感し、自分自身の成長が何より必要であることを再認識した一時でもありました。日本は高齢化率が27%を超える超高齢社会に突入しており、高齢者人口はさらに増えることが見込まれています。
医療・介護分野に限らず世の中の動向にも目をむけ、この活動がより効果的に機能するよう取り組みたいと考えております。

総合リハビリテーション学研究科医療リハビリテーション学専攻 博士課程 大島 賢典
本年度の「神戸の集い」に参加させて頂き、私が属している研究室での高齢者を対象とした体力測定会について、様々な企業の方々や市長をはじめとする神戸市職員の方々とお話する貴重な機会を得させて頂きました。その際、お褒めの言葉や励ましのお言葉を頂いて、とても勇気付けられました。しかし、社会で活躍されている参加者の方々との話の中で、「この内容でなぜ起業しないのか?」などのご指摘を受けることが多く、このような活動を自分の「仕事」にするためにはどうしたらいいのか?ということを考える意識がなかった私にとって、自分の働き方に対する考えの狭さを痛感させられました。それと同時に、自分の専門職としての知見・技術が、社会や大多数の人へ貢献できる可能性を秘めていることを改めて実感することも出来ました。この貴重な経験を生かして、今後も仕事や研究に励んでゆきたいと思います。