神戸学院大学

社会連携

ファミリアの岡崎代表取締役社長がトップランナー特別講義で講演しました

2018/05/29

地元神戸の企業経営者の方々をお招きし、どのようなビジョンを持って発展してきたかなどについて語っていただく「地域学講義Ⅵ~トップランナー特別講義~」。第6回目は、株式会社ファミリアの岡崎忠彦代表取締役社長が「クリエイティブ経営」をテーマに登壇されました。

ファミリアは戦後、先進国の優れた育児法を世に広めたいと4人の‘ママ友’がベンチャー企業を立ち上げスタート。「自分の子どもに着せるつもりで良いものを」と愛情を込めて作られた子供服は、皆の憧れのブランドとして成長を遂げてきました。しかし、岡崎氏の社長就任時は顧客の高齢化も進み、存続の危機を迎えていたといいます。その状況で岡崎氏は「開き直って自分の強みを客観視して活かしていこう」と決意。「企業は人でできている」と徹底的に人(社員)を大切にすることや、経営者の師匠に会いに行き、「おやじ(経営者の師匠)をつくる」というユニークな取り組みも紹介。従来の枠にとらわれず、経営をわかりやすく視覚化し時代の変化に柔軟に対応しながら、常に新しい挑戦を続けていると述べられました。

岡崎氏は、今後の斬新な店舗アイデアも紹介しながら、「常に新しいものを聞き入れ、クリエイトする企業として何ができるか考えていきたい。学生の皆さんも自分だけのセールスポイントを深く掘り下げ、失敗しても這い上がりながら日々成長していってほしい」と話されました。

次回は、有限会社Lusieの小泉寛明代表が6月1日に講演されます。