神戸学院大学

社会連携

「トップランナー特別講義」の第11回目を行いました

2021/07/13

トップランナー特別講義の第11回として株式会社RURIKO PLANNING 代表取締役 星加ルリコ氏の講義を行いました。

 地元神戸の企業経営者の方々をお招きし、どのようなビジョンを持って発展してきたかなどについて語っていただく「トップランナー特別講義」。第11回目の講義を6月28日(月)に対面で行いました。
 今回は、株式会社RURIKO PLANNING 代表取締役・ブランディングディレクター 星加ルリコ氏が「日本の良いモノ・コトを世界に発信する~神戸を拠点に~」をテーマに登壇され、これまで手掛けてきた企画についてお話しいただきました。
 星加氏は、小学生の頃から図工が好きで、美術科がある高校、そして東京の美術大学へ進学したことなどを自己紹介を交えながら話されました。そして、東京に住んでいた19歳の時の阪神・淡路大震災が人生の転機となり、28歳の時に神戸の魅力を世界に発信するという信念を掲げ、神戸を拠点とした株式会社RURIKO PLANNINGを設立されました。星加氏の実家は震源地近くにあり、震災発生直後の壊れた神戸の街を泣きながら歩き、「神戸のために何かできる人間になる」と誓い、その想いを実現しました。
「ブランディングは恋愛に似ている」として、ブランディングの方法を恋愛に例えながら分かりやすく説明。これまでに手掛けた店舗のリニューアルや広告デザイン、商品、パッケージなど幅広く紹介され、講義では神戸ビーフや京都の老舗あめ屋のブランディングを詳しく話されました。恋愛もブランディングもまずは相手をよく知ることが大前提であるとし、初めに思ったことや感じたことは必ずノートに書き留めて後からでもチェックできるようにしておき、ブランディング対象について疑問に思ったことをつぶしていく形でリサーチを徹底して行います。従来のイメージを踏襲するのではなく、他との差別化を図ることがブランディングなのだと話されました。また、最も大切なことは「成功した未来から逆算する」ことで、目標であるゴールを決め、まだ何もない状態から成功している状況を想像し、そこから逆算して必要なことを考えていけば成功の確立が高くなります。失敗すると二度と同じ人からは仕事が来なくなる、そのためにも相手にとって必ず役に立つことが重要なのだと説明されました。
星加氏は、好きなことを仕事にしているから毎日が日曜日のように楽しい、そうなるように自分で演出してきたのだと話され、学生へ、自分で自分をプロデュースすることが大事だと伝えました。また、「チャンスは平等に来るが、チャンスを逃がすのも全て自分」だという認識を持ってほしいと語られました。
最後に、「動くなら早い方が良い、『今』動くことが大切。可能性は無限にあり自分が決めさえすれば何にだってなれる」と学生へエールを送られました。

次回7月5日は、株式会社神明ホールディングス 代表取締役社長 藤尾 益雄氏に「ライスイノベーション~米卸から食のプラットフォーマーへ~」をテーマにご登壇いただきます。