神戸学院大学

社会連携

子育て支援・保育関連職のためのキャリアアップコース(ペアレント・プログラム)

募集案内

1. 趣旨

近年、我が国において、母子支援や子育て支援の重要性が高まっている。厚生労働省の調査(2017)では、平成28年度に児童相談所が対応した児童虐待相談件数は12万件を超えることが報告されている。これは10年前のおよそ3.3倍、5年前の2.0倍にあたり、国内の児童虐待の件数は増加の一途をたどっている。児童虐待の背景には、ストレス過多、養育者の孤立、ソーシャルサポートの少なさ、メンタルヘルスの悪化があること(厚生労働省、2015; 望月ら、2014;中谷・中谷、2006)から、児童虐待の予防を図るためには、保健センターや保育所などで勤務し、子育て中の養育者(特に、母親)に直接ふれあう職員(以下、支援者)が、いかに丁寧で、効果的な子育て支援を提供し得るかどうかが重要となる。

ペアレント・プログラムは、子育てに難しさを感じる養育者が、子どもの「行動」の客観的な理解の仕方を学び、楽しく子育てに臨む自信を身につけることを目的としていることから、子育て支援にも活用することが可能である。さらに、ペアレント・プログラムの支援者への効果も実証されており(浜田他,2018)、地域の支援者が本プログラムを受講することで、子育て支援スキルが向上すると考えられる。本コースでは、以下のような子育て支援スキルを身につけることを目的とする。

  • 養育者を前向きにするような具体的な支援ができる
    育てにくさを感じている養育者が抱く子育てに対する意識を前向きにする考え方を学ぶことで、子どもの個性に合った子育てを実現するためのサポートが行える。
  • 個別の支援計画が立てられる
    「現状把握表」を利用し、子どもの「行動」を把握することを通じて、子どもの苦手を具体的に理解し、個別ケースに合わせた支援計画を立てることができる。
  • ほめるスキルの向上
    本コースでは、「ほめる」スキルの獲得も図る。子どもやその養育者を褒めることで、子ども-養育者-支援者の結びつきを強化するのみならず、養育者に適切な「ほめ行動」を伝えることにもなる。
  • 地域の子育て支援ネットワークを構築できる
    本プログラムを通じてつながりをつくることで、子育てを中心とした地域の支援ネットワークが強固なものになる。

なお、厚生労働省は子育て支援施策の一環として、各都道府県の児童相談所および保健所に対して、ペアレント・トレーニングの促進を通達(平成29年9月22日 ペアレント・プログラムの導入促進)しており、今後、本プログラムは国内で広く実施される子育て支援といえる。

2. 講座内容

日程 時間 テーマと内容等
9月22日(土)10:00~11:30第1回:本プログラムの目的と現状把握表を書いてみる
「いいところ」「努力しているところ」「困ったところ」について「行動で書く!」ことに取り組みます。
10月20日(土)10:00~11:30第2回:行動で書いてみる
自分と子どもについて「行動で書く!」を進めます。“行動”を通じて観察すること、“行動”で表現することを学びます。
10月27日(土)10:00~11:30第3回:同じカテゴリーをみつける
観察された行動をカテゴリーにまとめ、日常生活上の傾向を把握していきます。
11月10日(土)10:00~11:30第4回:ギリギリセーフ!をみつける
「困ったところ」にこだわらない方法を学びます。日常生活にある「ギリギリセーフ」を見つけていきます。
11月17日(土)10:00~11:30第5回:ギリギリセーフ!をきわめる
「ギリギリセーフ」が起こる時と、起こらない時を比較して、「困ったところ」が起きやすい状況を理解します。
12月1日(土)10:00~11:30第6回:ペアプロでみつけたことを確認する
本プログラムのまとめ、ペアレント・プログラムの効果の概説

3. 受講料

3,000円

4. 定員

16人(応募者多数の場合は選考を行う)

5. 実施場所

神戸学院大学 ポートアイランドキャンパス
D号館 2階D211講義室

交通アクセス

ポートアイランドキャンパス

電車

JR「三ノ宮駅」、阪急・阪神「神戸三宮駅」、神戸市営地下鉄「三宮駅」から神戸新交通ポートライナーに乗車し「みなとじま駅」下車、西へ徒歩約6分。

直通バス

「そごう前・キャンパス線」のりばから神姫バス「神戸学院大学ポーアイキャンパス行」に乗車、約12分。

公共交通機関をご利用ください。
(学内の駐車場はご利用いただけません。やむを得ず自家用車で来られる場合は、近隣の有料駐車場をご利用ください)

6. 応募資格

  1. 子育て支援関連あるいは保育関連の職業についている方、もしくは今後、子育て支援関連や保育関連業務に就くことを希望されている方
  2. 全講義に出席できる方

7. 出願から受講まで

願書提出

出願期間

2018年7月2日(月)~9月3日(月)(必着)
出願期間内に下記宛に願書を郵送してください。

送付先

神戸学院大学 社会連携グループ
〒650-8586 神戸市中央区港島1-1-3
TEL:078-974-6105
一旦提出された書類は返却いたしません。

受講者の決定

9月5日(水)応募者全員に選考結果通知を発送いたします。
(応募者が多い場合は書類審査を行います。)
選考に係るお問い合わせには一切お答えできません。

初回講義

2018年9月22日(土)10:00~(受付9:30~)

受講料は講義開始前に受付で徴収いたします。
一旦納入された受講料は原則として返金いたしません。

8. 講義の欠席について

欠席が事前にわかっている場合は、社会連携グループ(078-974-4057)へご連絡ください。欠席された場合、希望者に講義資料を配付いたします。

9. 受講証明書発行

全講義出席を条件に「子育て支援・保育関連職のためのキャリアアップコース」の受講証明書を交付します。

10. 就職(キャリア)に係る支援について

「子育て支援・保育関連職のためのキャリアアップコース」の受講証明書を交付された方に対し、ポートアイランドキャンパスと有瀬キャンパスのキャリアセンターで、就職(キャリア)に係る相談、雑誌等の閲覧、資料室利用の就職支援を行っています。支援を希望される方は、必ず事前にご連絡のうえ、本学キャリアセンターにご相談ください。

相談窓口受付時間 平日10:00~16:30(11:45~12:45を除きます)
電話 ポートアイランドキャンパス078-974-4588 有瀬キャンパス078-974-1863
E-mail career@j.kobegakuin.ac.jp (両キャンパス共通)

11. 保険の加入

受講に係る保険については、大学では対応していません。各受講者が必要に応じて加入してください。

12. 交通機関の運休および特別警報(すべての特別警報)または暴風警報の発令に伴う講座の取扱い

交通機関が運休の場合および特別警報(すべての特別警報)または暴風警報が発令された場合、社会人キャリアアップ講座の実施については以下の措置をとります。

Ⅰ 交通機関の運休の場合

午前7時現在、下記交通機関が運休している ⇒ 午前の講義は休講
午前10時現在、運行再開している ⇒ 午後の講義は実施
午前10時現在、下記交通機関が運休している ⇒ 午後の講義は休講
(※人身事故等による臨時運休の場合は対象外)
対象は次のとおりとします。

  1. ①JR西日本(姫路~大阪間の全部または一部の区間)
  2. ②神戸新交通ポートアイランド線〈ポートライナー〉(三宮駅~みなとじま駅間)

Ⅱ 特別警報(すべての特別警報)または暴風警報発令の場合

(大雨、洪水警報は対象外)

午前7時現在、発令されている ⇒ 午前の講義は休講
午前10時現在、解除している ⇒ 午後の講義は実施
午前10時現在、発令されている ⇒ 午後の講義は休講
対象は次のとおりとします。

  • 予報一次細分区域における
    兵庫県南部に特別警報(すべての特別警報)または暴風警報が発令された場合
  • 予報二次細分区分における
    阪神、播磨南東部、淡路島のいずれかに特別警報(すべての特別警報)または暴風警報が発令された場合(北播丹波、播磨北西部、播磨南西部は対象外)
  • 市町における
    つぎのいずれかの市町に特別警報(すべての特別警報)または暴風警報が発令された場合
    神戸市、尼崎市、西宮市、芦屋市、伊丹市、宝塚市、川西市、三田市、猪名川町(以上阪神)
    明石市、加古川市、三木市、高砂市、小野市、加西市、加東市、稲美町、播磨町(以上播磨南東部)、洲本市、南あわじ市、淡路市(以上淡路島)

Ⅲ 上記以外で、休講等の措置を必要とする緊急事態が発生した場合

その内容は速やかに掲示および大学ホームページ(http://www.kobegakuin.ac.jp/)により、周知するものとします。
※休講となった場合、代替講座の日時については後日ご連絡いたします

13. 個人情報の取り扱い

出願された方の個人情報については、「神戸学院大学個人情報保護規程」に基づき適正に取り扱うとともに機密の保持に努めます。個人情報は、①本選考に関わる業務、②受入に関わる業務、③受講、証明書発行に関わる業務、④個人を特定できない統計資料作成とこれらに付随する事項を扱うために利用します。個人情報は原則として本人の同意なく第三者に開示することはありません。