神戸学院大学

経済学部の岡部ゼミで有権者教育として国会議員の特別講義がありました

2020/06/29

学生の質問もさまざま
学生の質問もさまざま
学生の有権者教育の一環として
学生の有権者教育の一環として
学生のプレゼン資料の一部
学生のプレゼン資料の一部
学生からの鋭い質問に答える石破議員
学生からの鋭い質問に答える石破議員

 経済学部の岡部ゼミ(3年次生)で6月26日、閣僚経験も豊富な政治家、石破茂衆院議員(鳥取1区)を講師に招いてZoomでの特別講義と学生との質疑応答が行われました。
 まず、岡部ゼミ幹事の松川果央さんが歓迎の挨拶を述べました。その後、岡部ゼミ講演会恒例の「○×で答える10の質問」に代わり、「岡部ゼミ生が石破代議士に聞く20の質問」をフリップに書いて石破議員に見せました。続いて永井颯真さん、北原光輝さん、森本真充さんらが「身近になったSaaS(Software as a Service)」と題し、本学の前期のオンライン事業の現状やそのソフトウェア会社の経営環境についてプレゼンテーションをしました。
 石破議員は鳥取県出身。45年前に慶應義塾大学法学部に入学し、「一番楽しい時代だった。よく勉強したが、もっと勉強しておけばと良かったと思うこともある」と学生時代を振り返りました。その一例として、検察官の定年延長問題を取り上げ、「問題になり、検察庁法を初めてきちんと読んだ。検察官も国家公務員法の規定にあてはまるという解釈は違うと思う。検事にはたとえ総理であっても逮捕して起訴する権限が与えられており、ほかの公務員とは違う。検察庁法を読んでいなかったことを反省した。知識があるかないかで差がつく」と述べました。
 また、「東京一極集中」の現状を人口減少にもつながるとして厳しく批判。学生からの「若者向けの政策を考えていますか」との質問には「特別に若者向けということではないが、日本が生き残るためにサービス業と農林水産業と地方を元気づけたい。若い人の雇用と所得を確保するためにも大切」と答えました。
 ほかにも女子学生からは「主宰する会派に女性議員が1人もいないのはなぜか」との質問が出されました。「そもそも国にも県にも市にも女性議員が少ない。女性でなければ分からないことも多く、もっと女性議員を増やさなくてはいけないと思う」との回答でした。
 学生らしい質問も多く出され、「カレーライスを作るときのこだわりは」の問いには、「パッケージに書かれた調理法通りに作るだけ。肉と野菜は事前に炒める。ご飯にはサフランを入れるとおいしい」と、ポイントを押さえた回答でした。
 岡部ゼミでは、有権者教育の一環として定期的に国会議員と学生の対話を行ってきました。地方分権についての質問をした千石岳司さんは「大変内容の濃い講演をしていただきましたが、特に東京一極集中の危険性についてのお話が印象深かったです。また、「現状を変えることができるのは地方の人々だ」という言葉が地方出身の僕にすごく刺さりました。これからの日本を担っていける立派な人間になるために、今は勉学に励もうと思いました」と語っています。