学生手作りの防護服300着とフェースガード60個をケアハウスに届けました
2020/09/04
ボランティア活動支援室学生スタッフ医療班が企画して本学学生が手作りした防護服300着とフェースガード60個が9月4日、神戸市西区伊川谷町有瀬の社会福祉法人菜の花会「ケアハウス シェ・モア」に届けられました。コロナ禍で交流や支援活動が困難になった時期でも可能なサマーボランティアの活動として実施しました。
医療班が作り方の講習会をオンラインで8月上旬に開催し、各学部からの学生約50人が参加しました。各自が自宅で作った防護服などが続々と集まりました。同支援室職員の川口謙造さんと、感染防止のため代表1人に選ばれた医療班の小松陽奈子さん(総合リハビリテーション学部社会リハビリテーション学科2年次生)が公用車で用品を詰めた段ボールを運搬しました。
早速、職員の皆さんに中身を確認してもらい、学生みんなで「コロナに負けず毎日元気に過ごしましょう!」などと心を込めて書いたメッセージ入りの色紙や色画用紙を手渡しました。御礼に白井俊二館長からの感謝状を受け取った小松さんは「活動が制限される中、多くの学生の皆さんの善意が生かせてうれしいです。感謝状まで用意してくださり、お届けしたかいがありました」と話していました。
「シェ・モア」生活相談員・介護福祉士の原田綾子さんは、「今は家族の面会もできず、入所者の活動も中止していますが、再び活動を始めることができた時には活用させていただきたい」と話していました。防護服などは万が一感染者が発生した場合に職員が身に着ける備蓄用としても役立ちます。
「シェ・モア」は介護認定された60歳以上の人が介護や食事などのサービスを受けながら共同生活しています。有瀬キャンパスから近いため、医療班が例年なら入所者との交流会などで訪問しています。