心理学部の毛新華講師が中国・大連で開催されたセミナーの講師を務めました
2018/07/03
心理学部の毛新華講師が6月22日に中国・大連で開催された「日本人の中国文化適応に向けて」と題するセミナーの講師を務めました。在大連の日系企業や学校に在籍している日中双方から22人が参加しました。このセミナーは神戸学院大学心理学部の社会貢献・地域連携プロジェクトの一環として、在瀋陽日本国総領事館の後援を受け、大連在住の日本人が幅広く参加している大連ルーキー会と共同で企画。文化心理学の知見を生かし、中国で生活されている日本人の中国文化適応を促すことを目的に開催されました。
冒頭、在瀋陽日本国総領事館在大連領事事務所牛田貴広副領事が挨拶し、「日中平和友好条約締結40周年の節目に、大連という土地に、セミナーが日中双方の文化理解の新たな学びの場になって欲しい、これを契機に日中間の交流がさらに広がって欲しい」とセミナーへの期待が寄せられました。また、大連ルーキー会の渡辺正登会長の挨拶でも、「セミナーが日中双方の方々の文化適応の一助となるように」とエールが送られました。
セミナーは午後3時から5時半にかけて、二部構成で行われました。前半は、文化適応のシミュレーションを出席者全員が参加するゲーム形式で行われました。後半では、文化心理学の観点から、中国文化に由来する中国人の対人コミュニケーションの特徴に関する講義が行われました。なお、今回のセミナーの開催にあたって、大連ルーキー会の幹事である片島辰一郎さんと松永瑞紀さんにご尽力いただきました。