神戸学院大学

シーガルレスキューの井手口さんが井戸知事と対談しました

2020/02/13

知事と対談した井手口さん(右)。左は防災士の横山さん
知事と対談した井手口さん(右)。左は防災士の横山さん
井戸知事と対談する井手口さん(右)と横山さん(中央)
井戸知事と対談する井手口さん(右)と横山さん(中央)
井戸知事と対談した井手口さん(右)
井戸知事と対談した井手口さん(右)

 「阪神・淡路大震災25年~防災力強化の取り組み~」をテーマにした知事対談が12日、神戸市の兵庫県公館で開かれました。本学現代社会学部社会防災学科の学生でつくる任意団体「Seagull Rescue(シーガルレスキュー)」の前代表、井手口健司さん(3年次生)がNPO法人日本防災士会所属防災士の横山恭子さんとともに井戸敏三兵庫県知事と、ひざを交えて話し合いました。
 「Seagull Rescue」は現在30人の隊員がいます。自分たちの防災知識・技術の向上を図ると同時に子どもを対象にした体験型防災イベント「ちびっこBOUSAI トライアスロン」や地域での防災講座などを開催しています。井手口さんは2017年に入学と同時にSeagull Rescueに入会。昨年から代表を務めて、今月9日、次の代表と交替しました。
 防災講座については、大学のサテライトオフィスがある徳島県美波町の津波避難タワーで昨年夏に初めて出張セミナーを実施し、ロープ結索や三角巾の使い方を指導し、ジャッキアップや煙に巻かれる体験を地域の人たちにしてもらったことを紹介しました。「住民の方々の中に漁師さんがおられ、ロープ結索は自分たちより詳しかったです。この漁師さんに急きょ、講師になってもらいロープ結索を指導していただき、住民同士の交流が生まれたことが印象に残っています」とも知事に伝えました。
 「活動を行う上で大切にしていることは何ですか」と、井戸知事から質問がありました。井手口さんは、企画の実行主体である自分たちがまず楽しむこと▽子どもを対象にした活動がメインなので、子どもたちが飽きないような楽しい体験型のプログラムを用意するよう心掛けている▽子どもを対象にしたイベントを開催することで親にも参加してもらい、親世代の防災意識も高めてもらう――という3点を挙げました。
最後に井戸知事から「近年、相次ぐ大規模自然災害で多くの高齢者や障害者が犠牲になっておられます。このことから、要支援者対策の更なる強化が必要だと思います」と、危機意識と対策の必要性の表明がありました。今後の抱負として井手口さんは、「徳島県で実施したような地域住民を対象にした防災イベントを兵庫県内でもやっていきたい。地域に出向く活動を増やしたい」と述べました。
 一方、阪神・淡路大震災当時、加古川市で被災した経験から防災活動に取り組むことになった横山さんは、防災士と地域のつながりの大切さなどについて知事に伝えました。