神戸学院大学

2020年度前期日本語スピーチ発表会を開催しました

2020/07/21

発表者のイロナさん
発表者のイロナさん
オンライン発表会の様子
オンライン発表会の様子

2020年度前期日本語スピーチ発表会を、7月20日、Zoomによるオンラインで開催しました。発表者はイギリス、リーズ大学からの交換留学生、イロナ・ヴァンデンホッテさんです。

今年度は、新型コロナウィルス感染拡大の影響で、交換留学生が留学を継続できなかったり、新規の交換留学生も来日できず、例年のような学内での交流も実施できないなど、困難な状況が続いています。その中でも、現在2名の交換留学生が日本に残って、オンラインで勉強を続けています。イロナさんも、日本語の授業にしっかり取り組み、1年間の勉強の集大成として、「日本人がくれた優しさ」と題してスピーチをおこないました。

イロナさんは、「来日したばかりの頃、バディをしてくれた学生が手助けしてくれたり、一緒に旅行したり、寂しく感じないようにしてくれた優しさ、明石公園やお茶の体験に連れて行っていただいた子午線インターナショナルの会員様との交流、緊急事態宣言後日本に残るかどうか悩んだときに、ご自宅にホームステイさせてくださったファミリーの方の優しさに触れ、言葉にならないほど感謝していること」を、しっかりと流暢な日本語で、心のこもった発表を行いました。

当日は、オンラインでの開催ということもあり、リーズ大学の武輪先生、森本先生、大枝先生、イロナさんと同じリーズ大学交換留学生のカラムさんもイギリスから参加しました。発表後は、質疑応答を行い、本学交換留学生に支援をいただいている子午線インターナショナルの岩﨑氏、本学学生からもイロナさんに質問があがりました。日本語講習の担当の畠山先生からは、「少し緊張していたが、日ごろの学習成果が良く出ている。特に日本語のリスニングや会話文での理解が飛躍的に伸びている」との評価をいただきました。最後に国際交流センター岡部所長から総評をいただき、「また、ぜひ日本に来てください」と激励の言葉があり、最後は、参加者全員でオンライン上で記念写真を撮りました。