神戸学院大学

経済学部の14ゼミ生が合同で「租税教室」を受講しました

2019/11/19

「租税教室」の模様
「租税教室」の模様
松藤健一税理士
松藤健一税理士
明石税務署副署長の池田さん
明石税務署副署長の池田さん

先週は国税庁の「税を考える週間」(11月11日~17日)でした。この時期に大学生が税について学ぶ「租税教室」が19日、有瀬キャンパス9号館で開かれました。
 受講したのは経済学部の14ゼミに所属する2年次生約240人。明石税務署の池田伸治副署長と松藤健一税理士を講師に招きました。学生らは現在も消費税などを支払っており、将来は社会人として、給与所得や営業所得にかかる税金を支払う立場になることに備える学習です。
 池田副署長は元大阪国税局査察管理課長で、「査察制度の概要」について語りました。査察官の仕事は、企業や法人などの脱税を調査し、違法なケースは検察に告発することです。査察官の「調査」の端緒はマスコミ報道や一般からの情報提供、査察官による張り込みなどがあることを紹介しました。脱税による刑事罰は懲役刑などの実刑、罰金があり、行政制裁による加算税もあるので代償は極めて大きいことを伝えました。査察官の仕事は、申告納税制度を守る「最後のとりで」だとして、最後は学生に「やりがいのある査察官の仕事も将来考えてみてください」と呼びかけました。
 明石市内で開業する松藤税理士は信用金庫勤務を経て税理士になるまで、「科目ごとに試験に合格するのに11年かかった」と経歴を紹介しました。税の種別について詳しく説明し、控除や確定申告についても解説してくれました。税理士の役割は企業や法人経営者などの依頼を受けて税務書類を作成したり、税務署への申告業務を代行したりすることだとし、税理士を目指す人には「準備して努力すること。就職までにはまだ時間があり、今からが良い準備期間になる」とアドバイスしてくれました。