神戸学院大学

モスクワ大学と大学間協定を結びました

2016/10/11

モスクワ大のサドーヴニチィ総長と協定書を交換する佐藤学長
モスクワ大のサドーヴニチィ総長と協定書を交換する佐藤学長
プレゼンテーションを行う佐藤学長
プレゼンテーションを行う佐藤学長
日露学長会議の会場となったモスクワ大学図書館ホール
日露学長会議の会場となったモスクワ大学図書館ホール
参加者全員での記念写真
参加者全員での記念写真

「第6回日露学長会議」が6日、モスクワで開かれ、佐藤雅美学長がロモノーソフ記念モスクワ国立大のV・A・サドーヴニチィ総長と一般協定・短期学生交換の協定を結びました。会議には、ロシア側から30大学以上の学長、日本側からは幹事校の東北大をはじめ、本学や名古屋大、早稲田大、上智大などの学長11人が出席しました。

日露学長会議は、両国政府関係者も交え、大学交流を通じた両国の課題について話し合うことを目的とする大規模な二国間会議です。モスクワ大図書館ホールで開かれた会議では、参加大学の学長らが大学紹介や日露共同プロジェクトについてプレゼンテーションを実施。佐藤学長は、本学の概要と歴史のほか、昨年、経済学部岡部ゼミの横岡杏奈さん(4年次生)が提案し、日露青年交流事業に採択された「日露アニメ・オタク文化学生サミット」や、参加学生の中から土岐文哉さん(同)がモスクワ大に留学したことを紹介。さらに、今月20、21日に本年度の日露青年交流事業で40人の日本語学習中のロシア人学生が来学して交流を深めることにも言及し、日露関係を深化させていく意義を強調しました。

会議の最後に大学間協定調印式があり、佐藤学長とサドーヴニチィ総長がそれぞれ協定書に署名し、協定が発効しました。協定は、両大学間の交流を深めるという一般協定に加え、2017年夏季休暇中に本学の学生が2週間程度モスクワ大で、また、2018年度はモスクワ大の学生が本学で学ぶ内容。本学は「神戸学院大学国際化ビジョン」を掲げており、今回の協定に基づく学生交流を通じて、さらに「課題解決型グローバル人材」の育成を目指します。

会議に先立つ5日は、モスクワの日本大使館で日露学長会議歓迎レセプションがあり、佐藤学長は、上月豊久駐ロシア特命全権大使、モスクワ大学のマゼイ副総長などに挨拶。昨年の岡部ゼミ生による日本大使館訪問の際、出迎えていただいた大槻耕太郎公使参事官にお礼を述べました。
会議の様子は、NHKのニュースなどでも取り上げられました。

日ロの大学 協力拡大へ(NHK NEWS WEB)
大学間交流は関係発展のエンジン(ロシアNOW)