神戸学院大学

寄贈図書のお知らせ

2015/01/30

図書紹介
書名:『半どん』; 第163号
―芸術文化団体・半どんの会作品集―
―掌編小説・どんでん銀蔵―
共著者:岡田悦夫 内部監査室長兼内部監査役 ほか
発行所:半どんの会
発行年月:2014年12月(103ページ)

【紹介文】
芸術文化団体・半どんの会が年2回、作品集を出版している。第163号では、グラビア「いけばな誌上展」のほか、短歌・俳句・現代詩・児童文学・掌編小説など幅広いジャンルが掲載されている。
著者の岡田は半どんの会会員。1994年4月、神戸学院大学小説創作研究会うぐいすを創設し、現在、同研究会顧問。2006年から明石ペンクラブに所属し、2011年7月には「半どんの会文化賞」(芸術文化奨励賞)を受賞している。

第157号のエッセイ「へそを捧げた水無月」以来の執筆で、今号では、掌編小説「どんでん銀蔵」を書き下ろした。この作品は、山陰にある総合大学を舞台に、廃部寸前の将棋部部長・矢野純子が、50年前の初代部長・谷川銀蔵に助けられながら、将棋部を再建していく物語が展開している。大学のクラブ存続のむずかしさと崖っぷちでもあきらめずにどんでん返しをする精神の大切さを描いた架空ストーリー。