駐神戸大韓民国総領事館の梁起豪（ヤン・ギホ）総領事らが５月24日、中村恵学長を表敬訪問しました。

梁総領事は韓国の聖公会大学教授などを経て昨年12月に着任。慶應義塾大学では、政治学で博士号を取得しています。米国デューク大学アジア太平洋研究所訪問教授も務めました。

今回は中村学長就任後のあいさつと意見交換が目的です。中村学長は、「コロナ禍ではありますが、本来学生にはもっと海外に出て視野を広げてほしい。韓国は学生の関心が最も高い国の一つです」と述べました。

梁総領事は「兵庫、岡山、鳥取、香川、徳島の５県を管轄しています。日本の大使館・総領事館管内の在留韓国人の人口で大阪、東京に次いで駐神戸総領事館のエリアが３番目に多く、重要な地域です。地域の活性化に寄与したいです。私自身は日本の歌謡曲も好きで、特に石川さゆりさんのファンです」と、流ちょうな日本語で話しました。

中村学長は、「大学院生時代に留学生のお世話をする施設管理のアルバイトをしていました。その時、ある韓国人留学生夫妻からトック（韓国のもち）をもらい、それがとてもおいしかった思い出があります。韓流ドラマにもはまりました。協定校の東亜大学校（プサン市）に２度ほど訪問したことがあります」と韓国との良好な関係を披露しました。

同総領事館からは李大永（イ・デヨン）領事らが同行。本学は国際交流センター所長の岡部芳彦経済学部教授、韓国に幅広い人脈を持つ浜本宏・経営学部教授、住智明大学事務局長が同席しました。

岡部所長は「日韓交流は継続しており、国際交流センター主催で、韓国の衣装（韓服）を着てみる学生向けイベントを計画しています」と、話しました。