1月13日にオンラインで北京語言大学との文化交流会を行いました。北京語言大学からは、東方言語文化学院日本語学科学生並びに先生方が参加し、本学からは、グローバル・コミュニケーション学部の胡士雲学部長並びに中国語コース学生26人が参加しました。まず、岡部芳彦国際交流センター所長の挨拶があり、続いて北京語言大学東方言語文化学院院長の楊峻教授よりご挨拶がありました。

次に、姫路市を中心に活躍する日本舞踊桃宗流蓮扇会の桃宗蓮和（とうしゅう・れんな）家元を招き、日本舞踊の講習ならびに2人のお弟子さんによる舞踊の実演を北京語言大学に同時配信しました。桃宗家元から日本舞踊や舞台で使われる用語の解説をしてもらい、「出雲の阿国」に始まる日本舞踊の歴史をひもとき、舞台の幕や方向の言い方などを動画を見ながら教わりました。

ロシア出身でロシア語基礎を本学で教える、神戸市嘱託職員のギリムトディーノワ・タンジリャーさんと、広田陽華（桃宗豊花）さんが、童謡「うれしいひなまつり」に合わせ、桃宗家元が振り付けた舞踊を披露しました。この後、桃宗家元が日本舞踊の所作の基本を手ほどきし、北京語言大学の学生が指導に従って身体を動かし、初の日本舞踊体験を楽しみました。
　　
続いて、北京語言大学民族楽器団による伝統楽器の紹介と、中国伝統音楽オンラインコンサートが行われました。素晴らしい演奏にひと時の間、曲のテーマである「シルクロード」や「雪域大地」などを思い浮かべながら一同聴き惚れていました。
　
最後に、北京語言大学国際交流センターの馬鉄石センター長よりご挨拶と日本舞踊講座講師への感謝状贈呈をオンライン上で行いました。