シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/12 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
社会の中の心理学Ⅴ/Psychology in Current Society Ⅴ
授業コード
/Class Code
BC00161002
ナンバリングコード
/Numbering Code
PSYj501
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
心理学部/Psychology
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
前期/SPRING
曜日・時限
/Day, Period
月4(前期)/MON4(SPR.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
道重 さおり/MICHISHIGE SAORI
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
道重 さおり/MICHISHIGE SAORI 心理学部/Psychology
授業の方法
/Class Format
対面授業(演習)
授業の目的
/Class Purpose
この科目は、心理学部専門教育科目群に位置づけられており、心理学部のDPに示す「6. 社会の一員として自らの意見や考えを的確に話し書くことができる」「7. 社会の中で自らが所属するチームの一員として多様なメンバーと良好なコミュニケーションをとり、主体的な役割を果たすことができる」を獲得することを目指します。
職業や企業等に関する知識を広げるとともに、自分の性格や価値観を客観的に捉え、強み・弱みを把握することにより、将来のキャリア像を明確にしてもらうことを目的とします。そして、企業研修(キャリアインターンシップ)に繋げていきます。なお,この科目は,司法領域(警察・少年鑑別所・刑務所)で心理専門職としての実務経験が10年以上ある教員が担当します。
到 達 目 標
/Class Objectives
本科目の到達目標は、次の3つです。
 ① さまざまな職業や業界について、興味を持つことができる。
 ② 自分の性格や価値観を客観的に把握することができる。
 ③ 自分のキャリアと将来の目標に向けて実現可能な計画を立てることができる。
授業のキーワード
/Keywords
キャリア、企業研究、職業研究、自己理解、自己アピール
授業の進め方
/Method of Instruction
自らのキャリアを意識しながら、適切に表現するスキルを身につけることを目指とします。具体的には、講義で学んだ内容およびネットリサーチも併用して、ワークシートを完成します。その中で、ペアワーク、グループワーク、プレゼンテーションなどを活用しながら、授業を進めます。
履修するにあたって
/Instruction to Students
・原則,「欠席」は認めません。
・出席確認後、授業開始20分までは「遅刻」になります。それ以降は「欠席」です。なお、
  遅刻3回で、欠席1回にカウントされます。
・授業中の私語やスマホの個人的使用は禁止します。 
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
指示された回のワークシートを、次回の授業日前日までにムードルに提出します。(90分)
学習した事柄について整理します。(30分) 
新聞や雑誌、テレビ番組、ネット等から職業や就職に関する話題を読み取り、その内容を理解します。(60分)
提出課題など
/Quiz,Report,etc
以下の3点をムードルに提出してください。
 1.指示された回に作成したワークシート
 2.自己PRワードファイルおよびプレゼンテーション資料(パワーポイント) 
 3.プレゼンテーション発表原稿(ワードファイル)
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
 1.指示された回に提出したワークシート              50%
 2.自己PRワークシート・プレゼンテーション資料(パワーポイント)  30%
 3.プレゼンテーション(発表と発表原稿)               20%

テキスト
/Required Texts
藤木清・竹田茂生 編『大学生のための実践キャリア・デザイン』くろしお出版
参考図書
/Reference Books
1)岸健二編『業界と職種がわかる本’24』成美堂出版2022.5
2)東洋経済新報社『「会社四季報」業界地図 2023年版』2022.8
3)瀧本哲史「2020年6月30日にまたここで会おう」講談社 2020.4
4)マイナビ出版部「内定獲得のメソッド 業界&職種研究ガイド」マイナビ出版
  2022.5
その他、図書館などに、キャリア関連書籍、関連書籍が多数所蔵されているので、適宜参照してください。
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 オリエンテーション

・様々な情報源から、気にな る職業を選び、その職業についてについてまとめる。
・現代社会において、多くの職業があることを知り、特定の職業について調べる。
2 第2回 キャリアへの準備
ー未来の夢を描こうー
・特定の職業について調べた内容を見せる資料としてまとめる。
・特定の職業について発表する。
3 第3回 職業研究1
ーライフデザインと職業についてー
人はなぜ働くのか。職業や働き方は多様化し、会社で求められる能 力も仕事や立場で変わることを理解する。 自分のライフデザインを考えてみる。
4 第4回 職業研究2
ー会社の仕事を時間軸で見るー
"
・仕事はチームで分業と協業によって行われていることを理解する。
・会社の仕事は1日・1週間・1年の時間を単位にして進行することを理解する。
・身近な人にインタビューをしてライフと仕事との関係をとらえる。
5 第5回 企業研究1
ー様々な業界を知るー
・世の中にどのような業界があるのか、また、業界を詳しく調べる方法を理解する。
・ 特定の業界に絞って、業界の特徴を調べる。
6 第6回 企業研究2
ー企業像をとらえるー
・個別の企業の事業内容、経営方針、経営成績などを調べる方法を知る。
・特定の業界に絞り、代表的な企業を調べ、比較してみる。
7 第7回 環境・トレンド分析
ーポストコロナで社会・環境が変われば企業も変わるー
・社会や企業を取り巻く環境(特にIT革命)がどのように変化してきているのかを理解する。
・業界について将来のシナリオを描いてみる。
8 第8回 自己理解
ー今の私はどんな人?これからどんな私に成長したい?ー"
・ これまでの自分をふりかえり、自己イメージを活性化する。
・ 職業選択理論の6つの職業タイプで自己イメージを描く。
・ 理想の自己イメージを思い描く。
9 第9回 強み弱みを知る
ー社会で求められる力とはー
・大学での学びや経験を整理して、自分の強み/弱みを把握する。
・仕事の中で心理学がどのように活かせるか考える。
10 第10回 キャリア目標
ー人生で大切にしたいものはー
・マンダラートを使って、目標をさらに掘り下げる。
・これまでにどのようなキャリアを積んできたのかを考え、自分の人生で何を大切にしているのかを考える。
11 第11回 キャリアプラン
ー何から始めればいいの、どうやって計画を立てるのー
・自分だけのキャリアマップの作り方を学ぶ。
・自己分析マップを描く手法を修得する。
12 第12回 自分のことを他者に伝える ・進路先と自己をつなげる進路先マップをつくる。
・ 自己PRを作成する。
13 第13回 自己PR1
・パワーポイントで、自己PRプレゼンテーション資料を作成する。
・プレゼンテーション原稿の作成と発表のリハーサル。
14 第14回 自己PR2
・作成した自己PRプレゼンテーション資料をグループおよびクラスで発表する。
15 第15回 自己PR3 ・作成した自己PRプレゼンテーション資料を全体で発表する。

科目一覧へ戻る