基本情報/Basic Information

開講科目名 ／Class	社会の中の心理学Ⅲ／Psychology in Current SocietyⅢ
授業コード ／Class Code	BC00151001
ナンバリングコード ／Numbering Code	PSYj301
開講キャンパス ／Campus	有瀬
開講所属 ／Course	心理学部／Psychology
年度 ／Year	2024年度／Academic Year
開講区分 ／Semester	前期／SPRING
曜日・時限 ／Day, Period	金1(前期)／FRI1(SPR.)
単位数 ／Credits	2.0
主担当教員 ／Main Instructor	竹田　剛／TAKEDA TSUYOSHI
遠隔授業 ／Remote lecture	No

担当教員情報/Instructor Information

教員名 ／Instructor	教員所属名 ／Affiliation
山本　恭子／YAMAMOTO KYOKO	心理学部／Psychology
定政　由里子／SADAMASA YURIKO	心理学部／Psychology
竹田　剛／TAKEDA TSUYOSHI	心理学部／Psychology
広沢　俊宗／HIROSAWA TOSHIMUNE	心理学部／Psychology

授業の方法 ／Class Format	対面授業（演習）
授業の目的 ／Class Purpose	この科目は、心理学部専門教育科目群に位置づけられており、心理学部のDPに示す「5. 心理学の専門知識や研究成果を第三者に適切に伝えることができる」「6. 社会の一員として自らの意見や考えを的確に話し書くことができる」「7. 社会の中で自らが所属するチームの一員として多様なメンバーと良好なコミュニケーションをとり、主体的な役割を果たすことができる」を獲得することを目指します。「社会の中の心理学Ⅲ」は、Project Based Learningを通して社会で求められる力を知り、自らのエンプロイアビリティを高める機会とすることを目的とします。具体的にはグループワークを中心に行い、課題発見・課題解決に取り組みます。設定する問いは「神戸学院大学（および心理学部）の魅力を多くの人に伝えるには？」です。これに対して、数十秒程度の短い動画（ショート動画）を作成して公開するという方法を通して解決に向かいます。 この取り組みを通して課題発見・課題解決力を高めるほか、思い描いた映像的なイメージを適切に表現するスキルを身に付けます。具体的にはそのための手法を学ぶとともに、ショート動画を出力する手続きについても学びます。さらに先輩や社会人などの話を聴くことで、成果物をより多くの人々に視聴され評価されるための工夫についても理解を目指します。
到　達　目　標 ／Class Objectives	①映像を用いた広報活動に関する到達目標 ・自身の意見（特に映像的なイメージ）を適切に表現することができる。 ・ショート動画の作成に関する基本的な手続きについて理解することができる。 ・より多くの人々に視聴され評価されるための工夫のうちのいくつかを説明することができる。 ②キャリア形成に関する到達目標 ・メンバーと良好なコミュニケーションをとり、主体的な役割を果たすことができる。 ・ロジカルシンキングやプレゼンテーションスキルの基礎を身につける。 ・主体的に行動する力や論理的に説明する力を高める。
授業のキーワード ／Keywords	ショート動画・PBL・ディスカッション・ロジカルシンキング・プレゼンテーションスキル・ 協働・PDCAサイクル
授業の進め方 ／Method of Instruction	自身が描いた映像的なイメージを明瞭に意識しながら、適切に表現するスキルを身に付けることを目指して、ディスカッションやグループワークを中心に、授業を進めます。また、先輩や社会人を外部講師として、定期的にお招きして、講演を取り入れます。 これらの取り組みを進める際、各授業回や授業時間外に取り組んだ・考えた内容をまとめるラーニングポートフォリオを作成します。それを通して自身のProject Based Learningの歩みを振り返り、自らのエンプロイアビリティがどのように高まっていったのかに関する総括レポートを課題として作成してもらいます。
履修するにあたって ／Instruction to Students	主体性をもって、授業への積極的な参加が求められます。
授業時間外に必要な学修内容・時間 ／Required Work and Hours outside of the Class	授業後は授業の内容を整理し、理解できていない部分については事後に自身で調べておいて下さい（30分程度）。 プロジェクトの完成および成果物・レポートの作成に向けて、授業時間外に情報収集や発表資料の作成などを行うことが必要になります。特に成果物の作成については、撮影等のために授業時間外にも課題に取り組む必要があります。立案する企画の内容に応じて必要時間数が増減しますが、1つの企画について企画立案のための予習および班でのディスカッション（約2時間）、撮影（約2時間）、編集（約2時間）などを要します。
提出課題など ／Quiz,Report,etc	Teamsに毎回感想等を書いて提出します。 受講生同士でグループを構成し、授業中に指示する課題についてグループワークを行います。プロジェクトの成果物の提出、そしてプロジェクトのレポート提出が必要です。以上のことを適切に評価し、コメントを伝えます。
成績評価方法・基準 ／Grading Method・Criteria	全授業回数の３分の２以上の出席者のみが単位の認定・評価の対象になります（当日の課題提出をもって出席とみなす）。公的な欠席届を提出した場合は原則として出席扱いとしますが、その上限は2回までとします。成績評価はプロジェクトの成果物40％、レポート30%、授業への参加態度の積極性30%で総合的に判断します。
テキスト ／Required Texts	指定がありません。
参考図書 ／Reference Books	授業中に指示します。

No.	回 ／Time	主題と位置付け ／Subjects and position in the whole class	学習方法と内容 ／Methods and contents	備考 ／Notes
1	第1回	オリエンテーション	授業の目的・目標および進め方の確認をします。グループ分けなどの作業を行います。また広報活動に関する倫理についても説明します。
2	第2回	チーム作り・企画立案	チームビルディングを行い、各チームで実行する企画内容について検討します。
3	第3回	外部講師による講演（1）	ショート動画の作成に関する基本的な手続きについて理解します。
4	第4回	企画の実行(1-1)	立案した企画について実行します。
5	第5回	企画の実行(1-2)	立案した企画について実行します。
6	第6回	企画の実行(1-3)	ショート動画の編集および投稿に関する基本的な手続きについて理解します。
7	第7回	外部講師による講演（2）	ショート動画の作成に関する発展的な手続きについて理解します。
8	第8回	企画の実行(2-1)	立案した企画について実行します。
9	第9回	企画の実行(2-2)	立案した企画について実行します。
10	第10回	企画の実行(2-3)	立案した企画について実行します。
11	第11回	発表の準備	発表に取り上げるショート動画を選出し、プレゼンテーションの方法についてディスカッションを通して検討します。
12	第12回	受講生による最終発表（1）	班ごとに作成したショート動画を発表します。
13	第13回	受講生による最終発表（2）	班ごとに作成したショート動画を発表します。
14	第14回	振り返り(1)	半期の学びを通して、自身の将来のキャリアにつなげられるよう振り返りを行います。
15	第15回	振り返り(2)	半期の学びを通して、自身の将来のキャリアにつなげられるよう振り返りを行います。