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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/10 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
アカデミック・リーディング/Academic Reading
授業コード
/Class Code
BA01981001
ナンバリングコード
/Numbering Code
CSSe006
開講キャンパス
/Campus
ポートアイランド
開講所属
/Course
現代社会学部/Contemporary Social Studies
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
前期/SPRING
曜日・時限
/Day, Period
月2(前期)/MON2(SPR.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
駒田 安紀/KOMADA AKI
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
駒田 安紀/KOMADA AKI 現代社会学部/Contemporary Social Studies
授業の方法
/Class Format
対面授業(演習)
授業の目的
/Class Purpose
この授業では、現代社会学部現代社会学科のディプロマポリシーのうち、(思考力・判断力・表現力等の能力)の「現代社会における人びとの暮らし、仕事と産業、および文化の形成における諸問題を学際的かつ科学的に発見・把握する」こと、(知識・技能)の「社会科学および人文科学の学際的な学修を通じて、現代社会における人びとの暮らし、仕事と産業、および文化の形成に係る諸事象を多面的、総合的に理解する」ことを目指します。

専門的な学修の中で用いるような論文の読み方を中心に、要約の仕方、レジュメの作り方を身につけることを目的とします。
到 達 目 標
/Class Objectives
1. 論文を読み、内容を把握できる。
2. 論文の内容を要約し、レジュメの形にまとめることができる。
授業のキーワード
/Keywords
アカデミック・リーディング、論文、レジュメ、要約
授業の進め方
/Method of Instruction
毎回の授業で、何らかの文章を読みます(宿題として読んできてもらうこともあります)。
適宜、グループワークやペアワーク等を取り入れ、互いの成果をレビューしたり、疑問点を出し合ったりしてもらいます。
履修するにあたって
/Instruction to Students
現代社会学科での専門的な学修をより有益なものとし、またより良い卒業論文を書くために、文献を読む力は非常に重要です。このため、本授業では文献を読むことを行い、場合によっては事前学習として読むことも予定しています。これまでに論文を読んだことのない人も多いかと思いますが、読みやすいものを紹介していきますので、安心して受講してください。
また、さまざまな分野の文献を取り上げる予定ですので、読むことを楽しんでいただきたいと思います。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
授業前には、指定・配付した文献を事前に必ず読んできてください(事前学習1時間)。
授業後には、授業中に示した読み方を参考に、文献を再読してください(事後学習1時間)。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
前半は、指定した文献を読んでくることが課題となります。
後半は、文献を読んだうえで要約やレジュメ、発表資料を作成することを課題とします。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
課題の取り組み:50%
授業中の発言やワークへの参加:50%
テキスト
/Required Texts
テキストの指定はありません。
参考図書
/Reference Books
佐藤望編著(2020)『アカデミック・スキルズ(第3版)―大学生のための知的技法入門』(第3版)慶應義塾大学出版会
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 1 オリエンテーション、自己紹介、読むことについて ・授業の進め方、成績評価について説明する。
・全員での自己紹介を行う。
・これまでの「読んだ」経験について共有する。
2 2 文献とは
要約の作成
・文献の種類について概説し、例を示す。
・論文を読む上での基本的な用語を理解する。
・指定した論文を読み、要約を作成してみる。
・グループで互いの要約を確認する。
3 3 論文の構造 ・論文のタイプと構造を学ぶ。
・いくつかの論文を読み、構造を確認する。
4 4 論証とは ・論証について解説する。
・演繹と帰納について例を通して学ぶ。
・接続詞の用い方について例を通して学ぶ。
5 5 パラグラフ構造 ・論文におけるパラグラフ構造を、例を通して学ぶ。
・いくつかの論文におけるパラグラフ構造を確認する。
6 6 要約の作成 ・第2回で扱った論文について、再度要約を行う。
・グループで互いの要約を確認する。
7 7 アカデミック・ライティング ・読むことと書くことの繋がりについて解説する。
・アカデミック・ライティングの基本的な技法を学ぶ。
8 8 論文検索 ・データベースを用いた論文検索の方法を紹介する。
・関心のある論文を探す。
9 9 情報の信頼性 ・情報の種類と信頼性について学ぶ。
・検索を行い、内容を比較する。
10 10 レジュメの作り方 ・レジュメの作り方を解説する。
・自分の選んだ論文をレジュメにまとめる。
11 11 発表① ・第10回で作ったレジュメを用いて発表を行う(受講生の半数)。
・担当教員よりフィードバックを受ける。
12 12 発表② ・第10回で作ったレジュメを用いて発表を行う(受講生の残り半数)。
・担当教員よりフィードバックを受ける。
13 13 再発表 ・第11回、第12回でのフィードバックに基づき、レジュメの修正を行う。
・今回の発表では、内容ではなく修正箇所について共有する。
14 14 スライドの作り方 ・スライド(プレゼンテーション資料)の作り方を解説する。
・自分の選んだ論文をスライドにまとめる。
15 15 スライドの発表 ・第14回でまとめたものを、全員発表する。なお、内容の発表ではなく、スライド作成の方法について発表する。

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