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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/10 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
現代社会基礎実習Ⅱ/Research Practice Experience Ⅱ
授業コード
/Class Code
BA01941002
ナンバリングコード
/Numbering Code
CSSf002
開講キャンパス
/Campus
ポートアイランド
開講所属
/Course
現代社会学部/Contemporary Social Studies
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
後期/AUTUMN
曜日・時限
/Day, Period
金4(後期)/FRI4(AUT.)
単位数
/Credits
1.0
主担当教員
/Main Instructor
行木 衣吹/NAMEKI IBUKI
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
行木 衣吹/NAMEKI IBUKI 現代社会学部/Contemporary Social Studies
授業の方法
/Class Format
実習
授業の目的
/Class Purpose
 本授業は、現代社会学部のディプロマ・ポリシーである(1)現代社会の多面的、総合的な理解と(2)諸課題の発見・把握およびその解決策の探求を目指します。

 本授業では、社会学の基本的な知識や資料収集の方法、およびフィールドワークの手法を習得します。
  神戸に観光で訪れる人々は、神戸にどのようなイメージを抱いているのでしょうか。この授業では、「神戸」という都市イメージが形成されてきた過程を、神戸定期観光バスのコース変遷から読み解きます。そして神戸が今後さらに魅力的な観光地となるためには、新たにどのような「神戸」イメージが必要かを考えます。

 神戸市内の観光スポットで観光客にインタビューをしたり、実際に戦前の神戸観光コースにある観光スポットめぐりをします。フィールドワークおよび文献調査から得られた情報をグループで分析、考察します。成果はパワーポイントで発表します。
 本授業は実践的教育から構成される授業科目です。
 
到 達 目 標
/Class Objectives
・フィールドワークの基本的スキルを身につける 
・フィールドワークおよび文献調査で集めた情報を整理し分析することができる
・フィールドワークで得た情報を多角的に分析し考察することができる
・設定した課題に仲間と協働して主体的に取り組むことができる
授業のキーワード
/Keywords
神戸/空間/イメージ/観光/フィールドワーク/グループワーク 
授業の進め方
/Method of Instruction
資料収集やフィールドワークを行い、そこで得られた情報をグループで分析、考察し、発表してもらいます。
履修するにあたって
/Instruction to Students
「ゼミナールⅡ」と連携して行うので、併せて履修して下さい。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
・事前学習として、前回の授業の復習はもちろんですが、授業中に紹介する参考文献や資料を積極的に読むようにして下さい(約1時間程度)。                                                                                    ・事後学習として、授業中に指示された課題(ワークシート、フィールドノート、スライド等)を完成させ、提出してもらいます(約2時間程度)。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
・ワークシート、フィールドノート、発表スライドを提出してもらいます。詳細については授業中に説明します。              
・フィードバック:授業中およびmanabaにてコメント、添削します。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
授業参加態度50%、プレゼンテーション50%
テキスト
/Required Texts
使用しません。適宜、レジュメや資料を配布します。
参考図書
/Reference Books
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 イントロダクション 全員に自己紹介をしてもらいます。
2 第2回 イメージと観光空間形成の関係を知る 場所や文化に対するイメージの変容が観光空間形成にどのような影響を与えているのか、沖縄の事例から学びます。
3 第3回 現在の「神戸」イメージの確認・共有 ビジュアル・メディアによって「神戸」がどのように表象されているかをグループごとに発表し、全員で共有します。
4 第4回 フィールドワーク準備 観光客への質問票を作成します。
5 第5回 フィールドワーク① 神戸市内の観光スポットで観光客にインタビューを行います。
6 第6回 フィールドワークの振り返り グループごとに発表して、情報を全員で共有します。
7 第7回 フィールドワーク準備 訪れる観光スポットの歴史を調べます。
8 第8回 フィールドワーク②戦前の観光スポット 1936(昭和11)年の神戸市定期観光バスのコースに含まれる観光スポットを見学します。
9 第9回 フィールドワーク③戦後復興期の観光スポット 1951(昭和26)年の神戸市定期観光バスのコースに含まれる観光スポットを見学します。
10 第10回 フィールドワークの振り返り 神戸市定期観光バスのコース変遷が行われたそれぞれの時期の社会的背景を調べ、なぜその観光スポットが選定されたのかを考えます。
11 第11回 神戸の観光空間形成の歴史的背景を知る グループごとに「神戸」イメージの変遷について発表してもらいます。
12 第12回 新たな「神戸」イメージを考える① グループで課題に取り組みます。
13 第13回 新たな「神戸」イメージを考える② グループで課題に取り組みます。
14 第14回 スライド作成 発表のためのスライドを作成します。
15 第15回 成果発表会 パワーポイントで発表します。発表をとおして意見交換を行い、授業内容の理解を深めます。

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